新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

丹後への旅 ①

2018/12/22(Sat)

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先月のはりまりこさんお絵描き会
時、何かの余り物で「温麺」という乾麺
を頂きましたクラ駅長です。
「うーめん」と読むのだそうです。

…初めて知りましたが宮城県白石市
名物だそうです。最初に見た時、地面
に置くタイプの花火かと思いましたが。

素麺どぅ違うのかは知りません。

…名前からして暖かいダシで頂くのが基本なんですかね?今の季節に
ピッタリなので、休みの日の朝食にさせて頂きました。

さて新たな報告です。今年の6月から始めた駅ノートカナリの枚数
なりまして、関西の2府4県あと少しで全駅達成(取材当時の状況)が
見える状況になってきました。

最後に残ったのが京都丹後鉄道辛皮丹後由良の2駅という事で、
11月の中旬1泊2日で描きに行く事にしたワケです。

特に辛皮は「関西の(絵の難易度としての)最高峰」と思われますので、
敢えて「慣れるまで控えておこう」というアタマがあったのも事実。

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行き方は色々と考えたのですが、最も単純京都から山陰本線特急
福知山まで行き、京都丹後鉄道に乗り換えるルートになりました。

…乗った列車「はしだて1号」7両編成のうち、前の4両福知山から
宮福線に入って天橋立行き後の3両福知山止まりなので、ネットの
席予約最も空いてそうな「福知山止まりの6号車(後から2両目)」を
選んだんですよ。

なのに明らかに天橋立まで行きそう観光客おばはん2名×2組
「2号車」「後ろから2両目」勘違いして私の直後の席に座っており、
うるさい&検札で指摘されるまで気付かない」で困りました。

…私に降り掛かる、このピンポイントな運の悪さは何なんでしょうね?

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11月半ばの事なので、晩秋から初冬という感じの車窓風景が流れます。
山陰本線キハ58系バキバキ走ってた頃が一番懐かしいけどね。

おばはん2名×2組もようやく正しい席に移動して静かになりました
ので、絵の下描きをしておきましょう。

今回はぱのろ+てん10名のキャラクターを演じるという難易度の高い
展開
になりますので、時間は有効に使わねばなりません。

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そんな感じで福知山に到着です。…そもそも綾部福知山まで特急に
乗る
のは殆どがビジネス利用の客でしょ。旅行鞄を持ってガイドブック
を広げてる時点で変だと思いましたわ。

京都・大阪から丹後・丹波方面への特急にも、例の中古車289系が入る
ようになりましたが、今回は往復とも287系でしたよ。

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福知山から京都丹後鉄道の宮福線に乗り換えます。…辛皮までは
片道500円ですか。特急は当然として快速止まらないので、行路は
考えて組む必要があり、逆算して奈良出発を決めた感じになります。

やってきた104号車回転クロスシートの車両でした。後で調べたら
このシートは東北新幹線初代200系同タイプなんだそうです。

辛皮へは約40分で到着します。下描き大体終わったので、アタマの
中で構図を考えつつ過ごす事にしましょうか。

→次回に続く



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No.4318 乗り鉄日誌>JR西日本

マイントピア別子 ⑤

2018/12/21(Fri)

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夏の終わりに線路のバラストの隙間
から発芽して、播磨下里駅花壇
植え替えたスイカの芽ですが、気が
付いたら周囲の葉ボタンがカナリ
育ってしまい、よく分からなくなって
しまいました。

季節的に無理がある所に加えて
コレでは栄養も日光も行き届かない
ような気がしますクラ駅長です。

来年は夏に食った種残しておいて再来年の春に撒くとか、長期的な
計画でやった方がいいかも知れません。

さてマイントピア別子ですが、続けて観光坑道の中を見て行きましょう。

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江戸時代から採掘が始まった別子銅山も、明治に入ると鉱山鉄道
敷かれ、近代的な設備が増えて行く事になります。

恐らくはソノ当時の上部鉄道をイメージして作られたであろうジオラマ
がありました。あくまでイメージでしょうから、ソレらしい山地の風景
列車がエンドレスで走り回ってます。

下部鉄道上部鉄道の間はカナリの高低差があり、その部分は索道
(ロープウェイ)で荷物を運んでたそうな。
最初建設資材や機関車を上げるのが一番大変だったでしょうね。

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鉄道に特化した展示少ないので、残りは「お遊び」的な部分になり
ますが、以前に社長が行ってブログで大笑いしてたのがコレ。地下
1,000mまで下るエレベーター
ってのがありました。

地下1,000mまで行く割に、単なる掃除道具入れみたいなで、開閉
は何と手動式!…しかも安全装置「絶対に入らないで下さい」という
注意書きしかありません。何とも胡散臭い代物です。

…実際に乗って時計を見てたら、およそ45秒地下1,000mに到着
しました。つまり分速に直すと1,333m/分という事になります。

調べてみると東京スカイツリーのエレベーター約600m/分らしいので、
 倍以上の速さという事になりますか。
…よく知りませんが宇宙飛行士の特訓とか、そんなレベルじゃないの?

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で、1,000mも地下に潜った筈が、帰りはゴンドラに乗って更に下へ
下るという謎の構造。コレ、どうなってんのさ?

タネ明かしをすると、エレベーターは実際は2m程度昇ってたらしい
のです。窓から見える景色(っても地層だけ)が下から上へ移動する
から、乗ってる者は錯覚する仕組みなんでしょう。

ぁ、ゴンドラ壊れてるんですか?じゃあ階段で降りないと仕方ないね。
てか地下1,000mまで何しに来たのかが最大の謎でした。

そんな感じで最後は些か遊んでしまいましたが、マイントピア別子
見学を終えたら、2泊3日の愛媛県の報告ココまでになります。
色々と挟んだから時間が掛かりましたね。長く引っ張れて何よりです。

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以下さらにおまけ徳島まで来た所で、やはり疲れたので帰りは船を
を挟む事にして、和歌山行きフェリーに乗ります。

淡路島の南側紀伊水道を通って和歌山~徳島約2時間で走る
航路は、全国的にはマイナーかも知れませんが関西では割と知られた
抜け道みたいなモノなんですよ。

コレに関しては次回、徳島県の駅ノートを描きに行く時にも使う予定
してますので、詳しくは改めてやりたいと思います。

では次回、関西で残ってる京都府丹後地方の駅ノートに行きますよ。



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No.4317 駅長が見た風景

マイントピア別子 ④

2018/12/20(Thu)

コレは前々回のお絵描き教室の時に見たのですが、北条鉄道でも
子供さん向け絵のコンクール的な事をやったらしく、その作品
車内に掲示されてるモノがありました。

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…子供の絵って「見たものを上手く描写してるか」よりも感じたままを
絵にしてる点を見るのが楽しいですよね。場合によっては空想も入る
ワケですが、色々描いて収集が付かなくなってるぐらいが面白いです。

2足歩行して人間の言葉を喋り、場合によっては数百万円かかる
ぐらいのボケをかましてる。私の絵ソレと似たようなモノだと思って
頂ければイイかと思いますクラ駅長です。

さてマイントピア別子に戻ってきました。鉱山鉄道短かい旅はココ
までですが、折角だから鉱山関係の展示を見て帰る事にしましょう。

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終点のうちよけ駅にも、坑道用「かご電車」が保存されてました。

こっちの部分を残しておけば、ソレはソレで面白いアトラクション
なったかも知れませんが、本業の採掘でも「崩落の危険性が大きい」
って事だったので、無理だったのかも知れません。

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見学コースの入口では、同所のキャラクター銅太くんがお出迎え。
コイツは何者?レッサーパンダなんですかね?…置いてあるトロッコ
撮影用のレプリカでしょう。裏側に入れるようになってました。

…私はぱのろの絵に被り物を描く時「帽子など=耳を出す」「ヘルメット
耳も含めた形状にする」と決めてますが、コイツは違うんですな。
頭上には気を付けて仕事した方がイイでしょう。

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…よくある鍾乳洞の見学コースなどと似たような感じで、トンネル内を
一周して出てくるようなルートになるようです。

入口に「端出場坑道」とあるように、鉱山列車に乗った駅が元は端出場
(はでば)という名称でした。

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別子銅山の採掘は江戸時代から始まったという事で、展示は時代別
なっており、それぞれの雰囲気を再現したジオラマがあります。

電気の無かった時代は、照明で酸素も使うだろうから、さぞ大変だった
であろう事が想像出来ますね。

鉱山列車で通って来たトンネルと鉄橋明治期鉄道開通当初のモノ
であり、有形文化財として登録されてる旨も説明されています。

…そろそろ鉄道とはズレてきましたが、続けて観光坑道を見学していく
事にしましょう。

→次回に続く



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No.4316 駅長が見た風景