新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

三河線廃止区間(海側)を探る ①

2019/01/09(Wed)

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12月播磨下里駅お絵描き教室で少し作り
かけてたカレンダー用の挿絵ですが、100円
ショップソレらしいボードを買ってきました
ので、概ねコノような感じで使いたいと思って
おりますクラ駅長です。

忘年会の時に続き7月8月9月10月
描き始めてたんですがね、やはり酒を飲み
つつやると手元が怪しくなるので、ソレを
ベースに描き直そうかなと。

1年かけてノンビリやったらイイでしょう。
年号は入れないので、使い回しも利きますし。

 
さて新たな報告です。三河線山側の廃線区間にある2つの駅(跡)の
駅ノートを描いた翌日ですが、続いて気になってた海側の廃線区間
探りに行く事にしたんです。

20190109b.jpg…現在の名鉄三河線は、猿投~碧南
を走ってますが、名古屋本線知立
境に運転系統が分かれており、山間
に入る猿投側「山線」海岸近く
出る碧南側「海線」という通称で区別
してるそうな。

その両端に、更に存在した末端区間
2011年の4月に廃止されたワケで、
今回は「海線側」碧南~吉良吉田
廃止区間を見に行こうという趣旨です。

…先述のように航空写真から推定した廃線跡と、駅の位置地図アプリ
上にマーク
して、それぞれの駅跡を結ぶ自動車ルートも検索したモノを
事前に用意してきました。営業キロにして16.4kmの区間です。

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と言う事で碧南駅からスタートします。現在は終点駅ですが留置線など
があって意外と広い構内です。

廃止区間の末期電車による運行をヤメて、ココでレールバスに乗り
換える方式だったようです。コレは山側の猿投駅と同じパターンだな。

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末端区間廃止後にバス転換されましたので、駅前のバス停には
吉良吉田
行きの乗り場がありました。

…駅前で中国人らしきお姉ちゃんの3人組が、迷子になった感じで途方
に暮れてるのはセントレアへ行こうとして間違えたのか?…私の知った
ではありませんが。

廃線区間碧南を出発すると、大きなカーブを描く感じで南東方向
向かいます。そのまま行くと海に出てしまうのと、市街地を避けた結果
なのかもしれません。短距離の区間に駅が連続してたんですね。

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駅の奥留置線の続きと思しき引込線があり、ソコから振り返ると
町工場スーパーマーケットの間に不自然な空き地がありますね。
…ココが廃線跡取っ掛かり部分になります。

暫く行くと大きな道路交差点に出ますが、ココは流石に遺構はなく

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交差点を越えた所から、碧南レールパークという公園になってました。

元の線路跡遊歩道になり、線路をイメージしたデザインのライン
引いてあります。上の地図で見る所の三河旭駅(跡)付近まで大きく
U字形に続く感じで整備されてるらしいんですよ。

数字が振ってあるのは恐らく「終点までの距離」でしょうね。
2.3kmという事か。色々と見ながら歩いても1時間弱って所かな?

ではココから、三河線海側廃線区間を探っていく事にしましょう。

→次回に続く



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No.4336 鉄道廃線跡を探る

駅ノート (廃)枝下

2019/01/08(Tue)

続いて同じ三河線廃線区間にある枝下駅に来ましたクラ駅長です。

…先程の三河広瀬から猿投方向へ1駅、距離にして1kmほど戻った所
にあるのですが、以前に廃線跡巡りで来た時はソレまでにある鉄橋など
に気を取られて、すっかり見落としてた所なんですよ。

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ココは廃線後地域の皆さん方のための公園として整備されてるようで、
「わくわく広場」という名前が付けられておりました。…ホームや待合室
の跡もそのまま残されてる感じです。

そして「枝下」「しだれ」と読むのだという事も初めて知りました。
スマートフォン予測変換に強いから、ある程度の地名も出ますが、
パソコンのワープロソフトだと変換しないんですよ。

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付近には桜の樹が多く「しだれ桜」から来た地名なのかも知れません。
待合室にはテーブルがあり、矢鱈と灰皿が多いんです。
恐らくはお年寄り用散歩休憩スペースだったりするんでしょう。

元は貨物用の引込線があり、この辺りで取れる粘土焼き物用として
出荷されてたと言う説明書きがありました。

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…そしてココにもトロッコがあります。どうやら地元の方手造りした
ようで、公園の遊具のような扱いなのかな?管理の人も居ないし無料
で使えるようです。

線路カナリの距離で残ってまして、前後を確かめたワケではナイの
ですが、航空写真で確認するに総延長で600m程度か?カナリの距離
を走れますね。

但し足漕ぎ式ではナイので(単なる台枠だけ)、誰かに押して貰う必要
があり、1人で来ても面白くないのは事実。

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駅ノートは広場に
あるポストみたいな
の中にありました
が、見た目がほぼ
「妖怪ポスト」です。

そしてコノような環境
では雨にも弱いよう
でベコベコだしカビも
生えてます

作品としては河合野好
さん1点だけでした。

…ソレでも来てる人が居るって事に驚きです三河広瀬もノートが出て
れば他の絵師さんの作品鑑賞できた所でしょうね。

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なので色々と考えた上、周囲の状況を確認したら先程の三河広瀬まで
戻って、別の紙に描いて貼り付ける事にします。

季節外れではありますが桜の樹を満開にして、一家でトロッコ遊び
…一度、リアルにやってみたいもんですね。

ともあれ新年の駅ノート名鉄三河線廃線区間から始まり、2枚を
無事にクリアしました。名古屋市内の中心部まで戻って1泊し、翌日は
三河線反対側の廃止区間を探りに行く事にしますよ。

→次回に続く



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No.4335 駅ノートの記録

駅ノート (廃)三河広瀬

2019/01/07(Mon)

そんな感じで今年は元日から駅ノートを描いておりましたクラ駅長です。

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…完全に陽が昇ると日本晴れのイイお天気になってきました。この駅に
来るのはカレコレ3度目です。

基本的に土日の午前中は、地元の方ほぼ趣味でやってるような喫茶店
が開かれ、お年寄りが野菜を持ち寄って売ってたり、そんな場所なんです
お正月はどうなんだろう?…と考えつつ来たんですよ。

年末年始を含む割と長期間お休みのようですね。ソレでも鍵は開いて
ましたバスの待合室としての機能も果たしてるからなのですが。

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喫茶店をやるので駅舎内テーブルが沢山あります。暖房入って
ません
陽当たりがよくて暖かく描きやすい環境でした。

鉄道が廃止されて以来、ココはバスターミナルとして機能してるらしく
小型の路線バス一度に4台とか5台とか集まって同時発車するん
ですよ。相互に乗り換えられるダイヤになってるんでしょう。

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…詳しくは廃線跡を探りに来た時の記事を参照して頂ければイイの
ですが、簡単に周囲を見回っておきます駅が廃止されてもココは
ホームや線路が残されてて、まるで現役の駅に見えますな。

桜や紅葉の時期更にキレイだろうと思われます。

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所で駅ノートですが、ある聞いて来たものの早朝からカナリ探した
けど見当たらないのですよ。…実際、記入用と思しき鉛筆が引っ掛け
てあるのは発見したのですが。

…散歩に来た地元のご老人に訊いたら「いつもココにあるんだけどね」
という感じで、どうも長期休業の前に喫茶店の方片付けて帰った
可能性があるらしい。

ソリ代わり、同駅を紹介した新聞記事などを入れてあるクリアファイル
がありました。コレを代用出来ないモノかしら?

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という事で今年の1作目です。…三河広瀬であるという必然性はナイ
ですが、折角お正月なのでソレらしいネタをと考えて、羽根つき対決

ぱの黒いので、ミスして墨を塗られても外見的な変化は少ない
から、それを気にせずプレーに集中出来る。だから羽根つきが上手い
という強引な設定にしてみました。

ノートがないので別の紙に描いて、クリアファイルの空いてる所に入れて
きましたが、ずっと休業だから発見されるのは月末ですな。

何とか無事にスタートしましたね。では続いて枝下(しだれ)駅
を見に行く事にしましょう。

→次回に続く



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No.4334 駅ノートの記録