新・駅長日誌

で、まずはそいつらについて、みんなで色々考えてみた。

①　誰かと待ち合わせをしてる説。
②　食事をすると見せかけて、単に空調の効いた所に座ってたい説。
③　何を食べようかホントに迷ってる説。
④　全く何も考えてない説。

…①は、案内した時に「２人です」って言ってるし、
②は、年寄りならそういうのが時々居るけど、若者の発想じゃないし。
③だったら無下に「出て行け」とは言えないワケで…。

仕方ないから私が、お冷サービス方々訊いてみた。

私「ご注文お決まりでしょうか？」
男「うー…迷ってるんすよ、何か食べようか、このまま出ようか…」
女「うふふふふ。」

「入ったけど食べたいものがなかった。」
も時々あるケースです。でもそいうい人は大抵、サッサと出て行くもんで、
ここまで居座るケースは稀である。

私「いいですよ、無理にお召し上がりでなくても。」（ってか出て行け！）
とは思うものの、ホントに迷ってる以上、それは言えない。
分析するに、つまりは

「迷ってるんだけど、たまにその事を忘れて
２人の世界に入り込んでしまう。」

んでしょう。バカだから…。
さらに不思議なのは「２人揃ってそういうヤツ」という事。
普通はどっちかが「他所へ行こうよ」とか言わない？何たるゆとり世代…。

そこから更に10分ほど迷って、彼らは結局どっかへ行きました。
それまで居座ってた事に関しては何も言わず…。
私ら一同ポカーン。

…で、お前ら一体、何が食いたかったんだ？