新・駅長日誌

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えちぜん鉄道の旅 ⑨

2018/09/16(Sun)

帰ってきましたクラ駅長です。

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昨日は穴水を出発して、のと鉄道更に奥珠洲蛸島輪島
廃線跡を探り、駅の跡地2箇所にある「廃駅ノート」を描いてきました。

降ったり止んだりのお天気でしたが、予定してた分全て回れたかな。
結局2日半丁度1,000km程度走りましたわ。

…コレで何とか、予定してた北陸地方の色々ようやく片付きました
ので、取り敢えず気持ち的にも落ち着いた感じですね。

さてえちぜん鉄道の旅です。福井から勝山永平寺線に乗って、終点の
勝山に到着しております。古い駅舎他にも色々残ってる駅なので、
ココからはカテゴリー「鉄道保存施設」に変えて行きたいと思います。

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勝山駅の駅舎大正3年開業当時の建築だという事で有形文化財
登録を受けております。

…最近、鉄道関係の施設文化財登録されるモノが増えましたね。
以前なら「すげー!」と思ったもんですが、北条鉄道に出入りして
あの状況慣れてしまうと、何となく感覚が麻痺しておるのは事実。

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ロータリーの真ん中では大小2匹
恐竜さんお出迎え

当たり前の話、恐竜ってのは骨格
化石として残ってますが現代人は誰も
ソノ実物見た事がないワケです。

色がこんな感じだったかどうかは
全くの推測なんですよ。…単に現在の
爬虫類などを参考にしただけでしょ?

…もしかしたらパンダみたいな白黒のが居たかも知れんし、国鉄の
湘南色みたいなツートンカラーだったかも知れず…そう考えると夢が
一層ふくらむ
というもんです。…ぇ、気持ち悪い?

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そして駅前広場の脇に、古い車両保存
されておりました。

屋根と柱があるので全体を撮りにくい
のですが、電気機関車?無蓋貨車
連なった2両編成になってますよ。

こういうモノに意図せず出会う特に嬉しい
もんですが、先日行った三国港の駅写真
だけあった
のを見ておりました。

現存しても恐らくは車両基地などで保管
されてるんだろうと思ってたら、こんな所に?

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説明によると機関車テキ6型。…コノ手の小型機関車「デキ」という
記号が振られる場合が多い気がしますが「テキ」って何だろう?

…機関車というよりは動力つきの有蓋貨車みたいなスタイルですが、
開業間もない頃からの古豪で、1974年に廃車になった後も車庫内の
入れ替え用などに使われてたそうな。

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無蓋貨車ト68号と言い、コレまた大正期からの車両です。
田舎のローカル私鉄だったから、車両もノンビリ走って傷みも少なく
長持ちするのかも知れません。

やはりココにも保存会があって、定期的に車内も公開されてるらしい
です。そして資料によるとコレらは何と動態保存車
…確かに「勝山駅 動くテキ6 保存会」と書かれておりますわ。

今回は駅ノートがメインなので、勝山駅オマケの積りで来たのですが
予期せず珍しいモノを見る事が出来ました。では再び駅舎内に戻ります。

→次回に続く



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No.4221 鉄道保存施設を探る