新・駅長日誌

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えちぜん鉄道の旅 ⑦

2018/09/14(Fri)

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北陸ツアー初回として訪れた倶利伽羅駅
ですが、先の記事でも述べた通り、ココは
源平合戦の古戦場に近い所です。

なので跨線橋の階段に、左のような家紋の
デザインが施されておりました。

手前の青いの「笹竜胆…ササリンドウ」
源氏の代表的な紋。そして奥の赤いやつ
揚羽蝶」平氏の家紋だそうな。

昔の合戦ってのは、残ってる絵現代の映画
などで見る限り、家紋を染め抜いた旗指物
敵と味方を区別してる感じですよね。

総大将有名だからイイとして、家臣が何人も居てそれぞれに紋が
違う場合、武士の皆さんはソレを全部調べて暗記せにゃならんでしょ?

偽物か又はどっちだか分からん紋攪乱させてやろうと言う作戦は
誰も思い付かなかったのか?と考えるクラ駅長です。…私ならやるわ。

さてえちぜん鉄道勝山永平寺線ですが、福井駅を発車した電車は
2つ先の福井口までは、三国芦原線同じ線路を走ります。

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北陸新幹線工事に伴い、えちぜん鉄道もココまでが新しい高架区間
として造り替えられており、へ行けば三国港勝山方向です。
出発信号機が示す通り、今日はまず勝山へ向かいますよ。

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福井口から全くの逆方向へ展開する同社
の2路線ですが、双方とも距離も駅数も
似たような感じです。

…そして駅ノート設置駅は、先述の三国
芦原線終点である三国港と、これから行く
勝山永平寺線終点の1つ手前比島と。

正直に言えば「面倒な散り方」ですね。
目的を達するためには、同社のほぼ全線を
乗り潰さなけりゃイカンのですから。

…もしかしたら「そういう作戦」

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高架から降りて福井市の市街地を抜けると、車窓が一気にローカル線
の雰囲気に変わります。

…私は田舎者なので、旅に出るとその地域「田んぼの進み具合い」
気になって仕方ナイのですが…早く収穫出来る品種なんでしょうか?
充分に稲穂が実ってる田んぼが多く、一部ではコンバインを持ち込んで
稲刈りも始まっておりました。

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暫く走ると永平寺口に着きます。…以前はココから永平寺(曹洞宗の
大本山)まで(更に古い時代は反対の金津方面へも)支線が出ており、
確か東古市とか言う違う駅名だったと思います。

…調べたら廃線跡なども残ってたりするんでしょうが、今回は時間が
ありません。てか現役時代よく知らないもんで興味はイマイチかな。

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全然読めなかった難読駅名「どめき」。…「とどろき」じゃナイの?

ココに限らず近隣の駅で交換設備のある所は、分岐器の上に北海道
のようなスノーシェルターが設けられています。…冬場は雪深い所
ですからね。

そんな感じで勝山永平寺線の旅は続きます。…あー、ブログにしたら
やっぱり駅ノート描いてるよりラクだわ。

→次回に続く



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No.4219 乗り鉄日誌>地方私鉄