新・駅長日誌

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愛宕山鉄道を探る ⑦

2018/06/24(Sun)

空車走行中のタクシーに対して、手を挙げられるのは構わない
ですが、手招きされると何となくムカつきますクラ駅長です。

違いよく分かりません。やはり年配者に多い気がするのですが。

さて愛宕山鉄道を探る旅です。
鉄道線終点だった清滝から少し登り、ケーブルカー始発…というか
山下駅
に当たる清滝川跡地へとやってきました。

20180624a.JPG 20180624b.JPG

廃止から70年以上という事で、駅そのもの既にありませんが、
何となく「ケーブルカーの駅だった」事が伺える地形なんですよ。

コンクリート製のユルい階段は、ホームの跡地だと思われます。
他にもよく見たら、建物の基礎跡らしき部分が残っておりました。

20180624c.JPG 20180624d.JPG

更に先へ進むと、ケーブルカーの軌道に入って行くワケなんですが、
切り通しなどのが見れるものの線路土砂で埋まっておりました。

で、侵入禁止の看板に当たります。…70年前の廃線跡だとは言っても
当然に土地の所有者は存在するんでしょう。

20180624e.JPG
色々と他のサイトを見るに、途中までは
物理的には行けるようです。

幾つかのトンネルがあったり、ケーブルカー
でも無理な地形の部分は高架橋で無理の
ない斜面に変えて進んで行くような感じです。

また山頂にはコンクリート製の駅舎が殆ど
草木に埋もれるような恰好で残ってるらしい
ですが、ソコまで行くと廃墟マニアの世界
でしょうね。
…私は柵から望遠レンズで見れる範囲のみ
にしておきます。

20180624f.JPGそんな感じで愛宕山鉄道を探る旅
ココまでとなり、以下はおまけなの
ですが、先程の清滝トンネルには、
恐らく開通以前からある旧道改修
したような峠道も残っています。

帰りはそっちの方を通って、元来た
嵐山方面へと帰る事にします。

…こっちにも違う意味での見モノ
ありますもんで。

20180624g.JPG 20180624h.JPG

嵐山方向へ向かって左側旧道へ登る坂道があり、勾配が急すぎる
という事か、途中がループ線になっています。

道路にもループ線があるのは知ってましたが、大抵はもっと大規模
な施設であり、小規模な方が逆に少ない気がするんですよ。

ちなみにココは途中まで市街地方向への一方通行です。

20180624i.JPG 20180624j.JPG

そして峠の山頂にあるのがコレ。…よくあるカーブミラーではあるの
ですが「何故こんな所に?」という位置についてますね。

要するに峠の反対側から登ってくる対向車を確認するためのモノで
あり、京都市北部の山間部では意外と当たり前な設備です。

…しかしコレまた心霊スポットコジつけてしまう人が居るもんで、
曰く「ココに婆さんの幽霊が映る、ソレを見たら帰りに事故に遭う。」
のだそうですよ。だから根拠は何なのさ?

ともあれ何度か行った事のあった京都の清滝ですが、廃線跡巡り
趣味にして初めての訪問であり、ソレなりにネタも拾えた1日でした。

全部終わったのがお昼前の11時ぐらい。コレなら楽に帰れるし、
雨にも遭わずに済みましたよ。



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No.4137 鉄道廃線跡を探る