新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

愛宕山鉄道を探る ④

2018/06/21(Thu)

帰ってきましたクラ駅長です。

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昨日は元々がとんでもナイ豪雨の天気予報で「大丈夫か?」と懸念
された所もあったのですが、無事に北条鉄道7駅全てをコンプリート
出来ました。

「駅ノート絵師」を名乗る積りはありませんが、折を見て他の路線へも
広げて行こう
かと思いますので、適当にお楽しみに。

さて愛宕山鉄道を探る旅です。引き続いて鳥居本にある街並み保存館
を見学しております。…ココに現役当時愛宕山鉄道に関する資料
ジオラマが展示されているという事なのですが。

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旧街道
の方は、昔から社寺参詣の人々が
行き交う宿場町でもあったんでしょう。
狭い土地ではありますが道路に沿って町が
栄えている
様子がよく分かります。

そして一段高い山裾に、愛宕山鉄道の線路が
敷かれておりました。

季節は春なのか、桜の並木が並んでます。

コレは今だったら絶好の撮り鉄スポット
なってた事でしょうね(戦前だとカラー写真
貴重だから少ないでしょ)。

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係の人
の解説によると、地理や測量
についてカナリ詳しい人が作ったらしく、
山の方向に向かっての傾斜なども正確
に再現
されてるそうな。

しかし縮尺は1/100
…あれ?鉄道模型のサイズとしては
些か中途半端じゃないですか?
1/80ならHOゲージ1/150ならNゲージ
の設備がそのまま転用出来たものを。

…作成者は地理学の専門家でも鉄ヲタではナイ人のようですな。

下の画像でピンク色の札が立ってる所が現在地、ソコから右の白い札
の付近に鳥居本という駅があったという事で、すぐ近くのようです。

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街並み保存館を出てすぐの所に、愛宕神社の一の鳥居があり、近くに
上の府道29号線…要するに元の愛宕山鉄道の線路へ登る古い石段
がありました。

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この付近が鳥居本駅跡地だそうです。ホームや駅舎もあったので
その分、道幅が広くなってるのが確認出来ます。

廃線と同時に道路転換されてバスが走るようになったので、現在
でも鳥居本というバス停が存在しておりました。

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この先からへ曲がると、嵐山高雄パークウェイという観光有料道路
に通じており、更に洛北の景勝地へ行けるルートになるんです。

免許取ったばかりで、走り回るのが楽しくて仕方ナイ(今でもだけど)
頃に来た事がありますよ。
今回はソレ目的でありませんので、こちらもスルーして先へ進みます

→次回に続く



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No.4134 鉄道廃線跡を探る