新・駅長日誌

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田植え体験 in 播磨 ③

2018/06/09(Sat)

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少し前から気になってたのですがココ最近、
JR奈良線205系が走ってるんです。

阪和線普通列車も全て、3ドアの近郊型
に置き換わったので、使わなくなって奈良
来た
んでしょうね。

奈良電車区は相変わらず「捨ててある電車
拾ってきて使ってる」イメージだよな。

だったら、ついでの事に帯をウグイス色
すればイイのにと思いますクラ駅長です。
山手線みたいで面白いじゃない。

全く予想しなかった事ですがウチの鉄道模型にも、完全国鉄仕様車では
ありますが中古4両編成を1本仕入れておいて良かったなと。

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さて播磨地方の田植えですが、ココで少し、
田んぼの水利
について考えてみました。

今回、田植えを体験させて頂いております
キヌガサさんの田んぼは、灌漑用の溜池
すぐ近くにありました。

ケンさんら休憩してる土手の真上がソレ
なのですが、ココまで近い色々な仕組み
見学出来る
というモノかも知れません。

…繰り返しますが私も田舎の生まれなので
「見れば何となく分かる」部分もあるんです。

という事で、空いてる時間土手の上まで登ってみました。

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今年は特に水不足のようなハナシも聞きませんし、豊かな水量を湛える
溜池でした。…コノ手の施設は大抵が、先人の努力によって造られた
モノで、その記念碑などが付属してるのが一般的でしょう。

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キレイな水なのかな?と思ったら、電子レンジらしきモノが沈んでます。
不法投棄はダメですねえ。
ともあれ農業用としては問題ナイのか、土手を伝う水路によって、下方
田んぼ水が配られています。

…田舎によくある「○○水分神社」というのは、やはり水の恵み神様に
司って貰おうという趣旨のモノかも知れません。「みくまり」と読みます。

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そんな感じで流れてきた水田んぼに引き込まれるワケですが、取水路
と放水路分けてあるんですね。
ウチの近所(奈良)ではココまでやってるケースを見かけないので、
精巧な造り
に感心してしまいました。

当然のハナシですが、高い所から低い所へ流れます。標高の高い
に田んぼがあれば、優先的に水が使えるワケですが、そこは村内
近隣の村同士で話し合って、不公平のナイ様に決めるもんでしょう。

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用水路の途中に水門を設けたり、水の出入口をコノような板で仕切って
水の流れを変え、順に田んぼを潤して行くんですよ。
恐らくは間違えないようにでしょう。固有の形に分けてありました。

…しかし水不足になると、当然に起こるのが水争いのトラブルです。

父親生きてた頃隣村の人勝手に水門を操作しないようにと、村
の人たちが徹夜で水門の所に陣取って、見張り番をしてたのを何度か
見た事がありました。

…ソレを口実に、酒や料理を持ち込んでの宴会も兼ねてたようですが。

そうこうしてるうち、そろそろお昼のようです。バーベキューの用意
も出来てるようですよ。

→次回に続く



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No.4122 リアル交友録