新・駅長日誌

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沼島への旅 ③(猫空振り…)

2017/09/11(Mon)

…先日、会社の研修で何度目かの飛鳥地方へ行きましたクラ駅長です。

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新しく見学出来たのが、去年オープンした「四神の館」というキトラ古墳
の壁画に関する体験学習施設です。…今時の施設らしく、暗めの室内
凝った感じの展示方法で、なかなかイイ感じの所ですよ。

さて沼島ですが、よりも神社が矢鱈と目に付くので、一応お参りして
いく事にしましょう。先述の沼島八幡神社です。

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灯篭の竿には「鱧縄中」とあります。コレは「鱧縄中」というグループが
コノ灯篭を寄進したという事。…鱧を獲る漁師さんたちの事でしょう。

…現在でも沼島では鱧料理が名物なのか、ソレを扱う料理屋さん
何軒か見かけました。
いいお天気で、石段を登ると眺めのイイ所ではありますが、猫は?

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離島にありがちな狭い路地などを探してる
のですが、なかなか見つかりません。

すると、お婆さんを連れた介護施設の女性
から「どちらへ行かれますか?」って感じで
声を掛けられました

観光客に対する親切なのか、不審者を警戒
してるのかはです。好意的に前者として…

離島に居てがちな猫探しております
と、一応正直に答えておきました

お婆さんも「あー、昔は沢山居たんだけどねぇ」みたいな反応です。

…私が見たネットの情報だと、つい2年ぐらい前の記事だったのですが
ソノぐらいでも状況か変わる事があるのかも知れません。

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ともあれ島内の地図を見てもう一箇所気になってた神社があるので
行ってみます。「おのころ神社」と書いてありますね。

日本書紀によると、イザナギイザナミという夫婦の神様が天の上
から、まだマグマ状だった地球に剣だか杖だかを突っ込んでグリグリと
かき回し、垂れた滴が固まったモノ島となった

コレが「淤能碁呂島」という、日本列島で最初に出来た島なんだそうな。
で、おのころ島の伝承地ってのが淡路島周辺に幾つかあって、沼島も
ソノ1つだという事なのでしょう。

ソレはいいんですが、近いと思ったら結構な山道でした。
霊験あらたかな場所ですから、簡単には行けない所にあるようです。

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簡素な拝殿素朴な神社ですが、島の人たちからは大切に祀られてる
ようです。で、敷地内にイザナギとイザナミの石像がドーンと。

…どう考えても自動車が入れない山の上に、どうやって設置したのか?
ヘリコプターで空輸するとか、大掛かりな工事だったのかも知れません。

しかしコノ剣だか杖だか失礼ながらステンレス製の物干し竿にしか
見えないのですが…もぅ少し凝った素材は無かったのか?

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由緒のある神社ではあるものの、
ココにも猫は居ませんでした

ソノ代わりに見たのが、参道の脇の
防火用水から出て来た大量のカニ!

前回の祝島では、空振りの代わりに
出会ったのがわんこ1匹でしたが…
コレまた微妙なセレクトですな。
正直ヨシヨシしにくいじゃないですか。

…という事で今回も猫に関しては空振りに終わりました沼島の旅ですが、
夏のイイお天気の日に、よく歩いて適当に勉強になった一日でした。

コノ辺で些かネタが枯渇気味になりましたので、次回からはお手軽に、
地元の廃線跡を探ってみる事にしましょうか。



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No.3851 駅長が見た風景