十五夜おまけネタ ①
2013/01/09(Wed)
…実の所、社長と出会う前から私は
何故か「ユウコさん」という女性と
不思議と縁があるんですよね。
今までに
「こいつ、俺の事好きなんじゃね?」
というユウコさんに2人(社長を除く)、
小説や何かで「ヒデキ&ユウコ」という
カップリングに3件ほど出くわした事が
ありまして(字は色々)…
今年も社長とは別に、2人の裕子さんから年賀状が来てたクラ駅長です。
…やっぱりもう、「そう言う運命」なのかも知れませんよ、社長!
さて今日は、楽しかった十五夜イベントの日々の隙間で、紹介しきれ
なかったネタで記事数を稼いでしまおうという企画の第1回です。
まずは4日目の冒頭で少し触れた、ヒッチハイクのおじさんについて…
福島県の出身の人なので名前を仮に「福島さん」としておきますが、
60歳の方です。岡山県で働いてたのが色々とワケがあって仕事がなくなり、
ほぼ無一文の状態で故郷へ帰る途中だという事でした。
(岡山から木津川市まで5日ぐらいかかってる。)
ちゃんとした大学を出て、元々は大手の建設会社で設計の仕事をしてた
方らしいのですが、長引く不況のせいでしょうか。
前の会社をワガママで辞めたのに、適当に再就職出来ちゃった私なんか、
給料は安いけど恵まれてる方なのかも知れません。
木津川市から亀山を越えた辺りまで走りつつ
車内で色々と検討した結果、ヒッチハイクより
電車の方が良かろうという事になって…
一コマ残ってる私の青春18きっぷを、
人助けだと思って提供しようか?
で、本来使おうと思ってた予定の分は、
ある知人が「今シーズンは余りそう」って
言ってたから、ソレを譲って貰おうか?
…色々考えました。
渋滞にハマった時に行路を組んでみると…
仮に四日市を起点としてそんな時間からでも
東京まではイケると判明!
で、その知人にメールしたら、「何とか使い切る予定になった」という返答が
来たのと、福島さんが「お金を貸して貰えれば高速バスで帰ります」って
言うんで、またまた検討。…結局、バスの捕まる名古屋まで行く事に。
(※知人はココを見てる可能性がありますが、あなたに責任はありません。)
…映画やドラマだったらココで、福島さんを十五夜まで連れて行って
「あたしたち鉄ヲタにも出来る事ってあるでしょ?」←社長
「みんなで安くて早く帰れる行路を考えようぜ。」
「誰か【ながら】のキャンセル待ち調べて来いよ!」
「す…すいません皆さん、こんな私のために。」
みたいな展開になりそうですが、ソレには至らず(一応は誘ったw)、
名古屋までの残り時間、無料でタクシートークをがっつりやって、
大曽根へ行く手前の名古屋駅前で1万5000円をお貸しして別れました。
…福島の方だけに、最後の方は「東電と原発問題に関する愚痴」に
なってましたが。
社長が以前言ってた被災地への対応として、「変な気を使わず、とにかく
現地へ行く事が重要!」という発想は、やっぱり正しいらしいです。
…所で、こっちの住所は伝えましたが
相手さんに関して私は苗字しか
聞かなかったんですよね。
聞いたって福島まで取り立てに行く
気はないし、一応は善意ですから。
ソレにしても名古屋って、都会の割りに
行き過ぎたクルマ社会と言うのか…
何ですか、このナビ画面のキモさ。
あと、いつも持ち歩いてる「社長とのツーショット写真」を見て福島さんが
「この人、奥さんですか?」ですって!…や、やっぱりそう見えます?
…着いて当の社長に話すと「国籍欲しさに偽装結婚した台湾人の妻」
という設定を付けられてしまいましたが…何ですかソノ無駄に細かいの。
世知辛い世の中、ちょっとした事でも誰かの役に立てれば、何となく
気分がイイと言うか、そんな思いで走ってた4日目の往路のお話でした。
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.2145 木村鉄道業務日誌