新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

天竜浜名湖鉄道 ②

2012/07/04(Wed)

昨日は西日本全域で、かなりの豪雨となりました。
タクシ ーもどき内装が薄っぺらいので、雨がキツくなると
音楽が聴こえなくて困るですが…まぁ慣れてると言えば慣れてる
クラ駅長です。

さて、天竜浜名湖鉄道の続きですが…

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列車は、低い木々に囲まれた
のどかな風景の中を
ぐわんぐわんと揺れながら進みます。

長い直線区間が多くて、見通しが抜群。

ワンマンカーなので車掌さんやアテンダントさん
の類は乗ってませんが、
各駅の案内放送(録音)に一つ一つ、
沿線の風物周辺の歴史的背景みたいな
マメ知識っぽい解説が付くんですよ。

…なかなかに親切。

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地域としては「浜名湖の北岸」を迂回する形になりますので、
掛川方面へ向くと右手浜名湖が見える区間が多くありますね。
「奥浜名湖」とか、そのまんまの駅名だし。

…前日まで台風が居座ってましたから、湖面はかなり濁ってます
湖岸には、ホテルやヨットハーバー的な施設も多いですが、天浜線は
「あまり関係ない」感じで、昔ながらの小さな駅が続きます。

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浜名湖佐久米駅は、ホントに湖岸に隣接した駅でした(後方の風景です)。
画面の左に見えるのは東名高速道路…。
そうか、江戸川区イベントの往復は、ココを通ったんですな。

天浜線の各駅では、元々ある駅舎に喫茶店とか食堂なんかのお店を
誘致したり
線路際の空間に花を植えたりして、各所で活性化や
イメージアップの努力が図られてるようです。…紫陽花が見頃でした。

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そんな感じで途中の金指駅に到着。
…ココでは対向列車と交換のなで、少し長く停まります。

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この駅でも、幾つかの施設が文化財として
登録されてるそうな。

長い年月を走ってる鉄道というのは、
施設も車両も、古いモノと新しいモノが
混在して使われてる
ケースが多いですよね。

実生活から切り離し、何処かで管理して
お金を取って公開してる文化財と違って
「生きてるモノ」というのが素晴らしいです。




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そして再び発車…。

「かぶりつき」で前方を眺めてて
つくづく感じたのですが…
素人目に見ても軌道のユガみが目立つ
と言うのか…車両は新しいんだけ
線路に年季が入ってます。

…さっきから感じてた「揺れ」はコレが原因か。

ぃゃ、責めてるワケではないのです。
充分に安全は確保されてるとは思うし、
コレはコレで味があります

ウナギには当たらなかったけど、のどかな車窓風景の中で駅弁を頂き
天浜線の旅はまだまだ続きます。

No.1956 乗り鉄日誌>第三セクター路線