新・駅長日誌

ある用事で来週、静岡県の島田市へ行くんです。しかし…
18きっぷシーズン中とは言え、電車で行くのは無理があるんですよね。
特に帰り…島田駅前で20時30分に終わるんですが…

島田2041---浜松2125　普通473M　　　または
島田2041---静岡2107　普通850M　　　で、結局はどっちも
静岡2112---浜松2138---京都2252　ひかり487号

というのが、最終かつ唯一の帰宅ルートになってしまうんですよ。
「のぞみ」が静岡県内に全く停まらないというのは、意外な盲点。
…んー、10分しか余裕ナイじゃん。
そんなカツカツな気分で参加するのは不本意だし、現地で宿泊する
ほどの金銭的余裕は…あるけど避けたい。

あ、こんな方法もあるにはあります。
静岡駅前2255---京都駅烏丸口0532　※夜行バス
…コレは絶対、また静岡駅前で「１人２次会」をやってカネ使っちまう。

色々と検討して、「タクシーもどきで自走」に決まりました。
時間はあるからね、全行程を一般道にするとどうなる？
タカオ先輩に相談したら、「ソレはやめとけ。」と忠告されましたので、
混みそうな区間、明らかに距離を損する区間のみ有料道路を
利用しようというアタマのクラ駅長です。


さて、伯備線から乗り換えたクラ駅長、
今度は鳥取方面へと向かいます。

伯耆大山0933---倉吉1043
普通236D　米トウ　キハ121×１両

珍しく新系列の気動車です。
色々な部分でコストダウンが図られてて
「レオパレス21」みたいな内装だなあ
という感想…。
















倉吉からは、良くも悪くも伝統的なコイツ…。
倉吉1051---鳥取1155　　普通238D　　米トリ　キハ47×２両

…30年前から変わらぬ佇まいに、妙な安心感すら覚えますねぇ。
でもこの色を指してよく「タラコ色」と表現されてるのは違うと思う。
タラコって、もっとピンク色でしょ？昔の奈良自動車学校みたいなの。


そして再び発車。
海沿いを走る時は必ず「海側」を確保
するのがクラ駅長流…まぁ誰でもそうか。

鉛色の空、うねりが高く白い飛沫
を上げる波頭…車窓には、荒々しい
冬の日本海が続きます。

「こりゃもう、演歌の一節でも出て来そう。
♪窓のぉ右手に…日本海ぃ～あ、左か。」

※「日本海」　八代亜紀　http://www.uta-net.com/song/6074/

…こう言う風景を待ってたんですよねぇ。やっぱ冬の山陰はイイ。
今回は山陰本線の区間は少しですが、この春に「 まとめて」乗り通す
予定だったりします。…マイ座布団が要りそうだ。


さて、そろそろ鳥取着ですが、
あら？クラ駅長、まだ着いてないのに
立っちゃうの？

(駅の自動音声)　鳥取、鳥取です。
ご乗車お疲れ様でした。お忘れ物の…

「いやね、ここ時間ないんですよ！
８分しかありません。急がないと…
次が危ないんでね、
急いで着いて来て下さい！行くよ！」



果たしてクラ駅長、そんな短時間に何をしようと言うんでしょう？
そして間に合うの？…続きはＣＭの後。