新・駅長日誌

下らないアイディアというより「屁理屈」かも知れませんが、考えました。

よく地球一周は４万キロって言われますよね。
でもそれは「赤道などの最も直径のデカい部分に沿って」の話でしょ？

言うまでもなく、地球ってのは球（に近い）形をしています。だから南北ともに
緯度が高くなればなるほど一周回るのに移動する距離は短くなります
よね。分かりますでしょうか？
子供の頃に「ドラえもん」の原作漫画で見たんですが、のび太が北極へ行き、
北極点を中心に半径数メートルの距離でぐるっと歩いて「世界一周」
って…コレでもアリである。

でも一般人に北極や南極はちょっと無理。そこでさらに妥協。

地球は球なんだから、地球上のどこに立ってても、
そこから中心を経由して180度反対側への「補助線」は引ける筈である。
それを中心として半径数メートルの距離でぐるっと（略

あまりにデカいから球だと感じないだけで、球なんですから、
これでいいんです。
え、納得行かない？だから屁理屈ですって。

はい、トラベルミステリーの大家、西村京太郎先生についてです。

この人は作家生活が長すぎて、とんでもない量の作品があるワケですが、
中でも有名なのが、十津川警部シリーズですな。
…何年やってんでしょう？みんなサザエさんなみに歳をとりません。

で、考えた。ここらでリニューアルしてみたらどうか？
分かる人だけ分かって下さい。

①　設定年齢を、一律15年プラスする。
以下のようになりますね。で当然立場も変わる。

・十津川…55歳、捜査一課長
・カメさん…60歳、定年、たまに若者に助言する立場
・若手の刑事たち…40代前半、中堅所、西本あたりが警部？
・カメさん長男…27歳、父親の後を継ぎ刑事となる
・橋本（旧姓青木）亜木子…30代後半、雑誌「旅窓」の編集長
・カメさん長女…18歳、大学生、亜木子の雑誌社でアルバイト

②　新しい主人公はカメさん長男（健一）。
刑事だが元々から鉄ヲタなので、その手の知識も豊富。

③　たまにスピンオフ企画で、カメさん長女（マユミ）が主人公のやつもアリ。

和久俊三の「赤かぶ検事」だって、赤かぶさんの息子が活躍するシリーズ
（けんだま判事）があるんだし、世代交代の時期だと思うんですよ。

西村先生はもう、かなりの高齢ですから、今後どうなるか分かりませんが、
ナニワ金融道みたいに「西村プロ」名義にして行けばいいんじゃない？

私は喜んで読みますよ。