新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

のと鉄道 廃線区間を探る ⑥

2018/10/06(Sat)

…再び敦賀駅ですが、側線に新しい除雪気動車キヤ143が居ました。

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除雪車両は今までは大抵がディーゼル機関車だったのが「キヤ」だから
事業用の気動車という事になるんですね。

…実際、電車のクモヤ(牽引車)みたいに2両で対象車両を挟んでの
回送運転とかにも使われるようです。

夏のうちから試運転が始まってるらしいのですが、まだ雪のない景色
実った田んぼの稲越しに撮られた写真を見てると「そのまま稲刈りとか
出来そう」にも見えましたクラ駅長です。

さてのと鉄道廃線跡ですが、波並廃駅ノートを描いて再出発して
おります。…暫く走ると、国道から分岐して能登町藤波台運動公園
というスポーツ施設に入る脇道が出てきます。

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能登町テニスの町なんですか。ソノ通り広々としたテニスコート
あり、地元の中学生と思しき男の子たちが試合をしてるようですね。
曜日の感覚麻痺しておりますが、今日は土曜日なんですな。

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私が用事があるのはテニス部の皆さんではなく、ココにあるらしいという
気動車の廃車体?保存車?…なのです。

地図によると、運動公園内に旧能登線を跨いでる高架道路があり、
ソノ下に当たるらしいのですが、実際に降りて確認してみましょう。

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…ぁ、何かソレらしい屋根が見えました。もっと近くへ行ける道などは
ナイものか?駐車場に入れて徒歩で周囲を探ってみました。

反対側の坂道を下ると、線路に近い畦道に出るようで、周囲は小さな畑
になってます。で、旧国鉄との土地の境界を示す「工」マークの杭があり
ました。…草に埋もれてます線路の存在も確認出来ます。

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ロープが張られてるだけなので、コレを乗り越えたら先へ進む事は物理
には可能ですが、やはり不法侵入になるのか?という事で、ココから
望遠で
撮れる範囲だけにしておきましょう。

ネット検索すると、近くで撮った画像が幾つも出てくるのは事実です。

車両は同社NT100型富士重工業製のLE-DC車で、廃線後道路
が屋根
代わりになるココに静態保存された事になってますが、ソレに
しては状態が悪いですね。

てか北条鉄道では同世代の車両今でも使ってますから、ソレを見慣れ
てる身としては勿体ないハナシに思えます。

コレとて資金があれば塗装などを直して運動公園に付属する施設
して再利用出来そうな気はするんですけどね。

ともあれ今回の見物の1つだと思ってたコレは無事に押さえる事が出来
ました。再び廃線跡辿る旅を続けます。

→次回に続く



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No.4241 鉄道廃線跡を探る

のと鉄道 廃線区間を探る ⑤

2018/10/04(Thu)

…コレは北陸本線敦賀駅跨線橋上にあった発車案内なんですが。

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ドコかで見た感じにしては画質が微妙?と思ったら、コレは各ホーム
ある電光掲示板を、カメラでモニターしてるだけではナイんですかね?
画角の上下カットして、不要な部分映らないようにしてありますが。

イチから専用のプログラムを組むより、安上がりで手っ取り早いのかも
知れませんが「機械が機械を撮ってる」という状況が、やっぱり変だと
思います駅長です。

さて能登半島に戻ってきました。のと鉄道廃線跡を進みますが…

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続いて矢波と言う駅の跡地が出てきました。
ココは築堤の上にホームがあったようですが、どういうワケか他の駅より
「まだマシ」という状況で整備されています

…ちなみに能登線には「波」の付く駅(地名)が矢鱈と多いんですよ。
鹿波沖波前波矢波波並藤波松波…もぅ波だらけ!

海沿いを走るから自然とそうなるのかも知れませんが、地元の人
間違わず日常生活出来るんですかね?

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何故か現役時代利用促進広告まで残ってたホームに立ってみると、
築堤が草に覆われてるもののずっと先まで残ってる事が分かります。

この土地ドコの所有になるんでしょう?
細長いけど国道沿いだから、切り売りしたら結構な収入になりそうです。

そんな事を考えつつ更に海沿いを進みます。は相変わらず降ったり
止んだりですね。

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暫く行くとプレハブの小さなバス停がありました。…やはり波並「駅前」
という名称のままですね。廃駅ではありますが、ココが次の駅ノートの
目的地になります。

穴水7時過ぎに出て、ゆっくり色々見て9時か。何となく遠かったね

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詳しくは後述しますが、現役時代波並駅桜の名所として知られて
おり、廃止後ソレを売り物に町興しイベントなどが行われるようで、
先へ続く築堤キレイに整備されてる感じでした。

道路脇適当な駐車スペースナイのですが、駅の向かいに潰れた
ような
保険会社の建物がありまして、すいませんがココに駐めます

後退で駐車しようとすると、ミラーを含む視界がぜんぶ海!
奈良に住んでると滅多に出来ない体験かも知れませんが、恐いわ

では道具一式を提てホームに上がり、駅ノートを描く事にしますよ。

→次回に続く



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No.4239 鉄道廃線跡を探る

のと鉄道 廃線区間を探る ④

2018/09/30(Sun)

突然ですが昨日は、練馬ヨシヨシ会という事で東京まで出掛けており、
夜行バスさっき帰ってきましたクラ駅長です。

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にしたけスマイル氏トキちゃんの夫婦に呼ばれ「自家猫&ハムヨシヨシ」
と、同氏の「やらかした鉄道コレクション」を色々と見せて頂きました。

絵の道具持たずに旅に出たのは久し振りかも知れません。参加者
の皆様
楽しい時間をありがとうございました。詳細は明日からね。
(※個人宅の室内がメインなのでパスワードかけます。ご了承下さい。)

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さてのと鉄道廃線跡を探る旅ですが、低気圧のせいで些か荒れ気味
を見つつ、続いては鵜川という駅跡地に到着しました。

…はい、見ての通り先程の甲駅ソックリな外見の駅舎です。

能登線(跡)には、こんな感じのコンクリートブロック積んだだけ
無塗装の駅舎多いんです。…雪国特有の何かなのか、単に建設費を
節約
しただけなのかはですが。

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掲載基準ですが、ココはGoogleマップ「駅跡」としての記載があり
ました。大抵は名所旧跡を示す地図記号の「∴」が使われがちですが、
既に遺跡扱いと言うのが何とも…。

こちらも地元の倉庫として活用されてるらしく、お祭りに使うような巨大な
行灯状のやつ(名称不明)があったり、手作りらしいステンドグラス
飾ってあったりします。

「鵜川駅ステンドグラス教室」とかあったりするんでしょうか?
ちなみに北条鉄道は、廃止になっても文化財登録の駅舎残るそうな。

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駅がなくなっても名前を変えにくいのが、バス停施設の類ですね。

てかコノ辺だと自動車は不可欠な地域でしょうから「駅前とは便利な!」
という理由で引っ越してきた人はドノ程度居るのやら?

バス金沢から宇出津珠洲へ向かう特急こっちを経由しないので
標識も何となく寂れた雰囲気です。

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ココもホームに入れますが、コレまた甲駅とソックリな雰囲気でした。
…あんまり撮っても自分が整理に困るので、1枚だけにしておきます。

再び走ると「七見駅」という看板のあるバス停が出てきました。
七見(しちみ)駅は、のと鉄道移管後新設された唯一の駅だったそう
ですが、僅か10年で廃止となり、待合室バス停に転用されたとの事。

…先はまだまだ長そうですね。

→次回に続く



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No.4235 鉄道廃線跡を探る