新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

三度(みたび)鹿児島…

2013/09/05(Thu)

日々乗り鉄をやってると、どうしても意識するのが「全線踏破」という目標
ですよね(…「全駅下車」はまた違う次元の事だと思ってますが)。

ソノ場合「最後をドコにするか?」は重要な思案事項だと思うのです。

社長が先日JRの全線踏破を達成した最終が、宗谷本線の稚内だっ
ワケですが、アレは単に「そこが最後に残った」というだけでなく、
多少は「日常的な場所から最も遠い所で」という、ある種の演出を
意識した結果だと思うんですよ。

…だからさ、私も例えば九州の路線踏破を達成する時には
「最後は指宿枕崎線で」とか思ってたワケなんですよ。絵になるじゃん。

なのに…

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突発的に乗る羽目になってしまったクラ駅長です。
…理由はココでは触れません。敢えて言うなら「愛してるから」ですかね。
そんなワケで、舞台はイキナリ鹿児島へ飛びます。

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という事で、3度目の鹿児島中央駅ですが…
乗る前にまずは食べ歩き。前の2回で、
気になりつつ時間がなかったココへ。

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回転寿司のお店で、ソノ名も「桜島」というネタてんこ盛りな寿司を頂き、
(ネギトロとラー油に鶉の卵黄)、ハシゴして鹿児島ラーメン

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この時に、お店で貰ったウチワを
稚内へ持って行くのを、
突発的に思いついたんですよね。

この時点で社長から「稚内へ来てね」
というのは発表されてましたから
「鹿児島のウチワを稚内まで運ぶ」
というのが、無意味に面白い
有料イベントではナイけど、
サインぐらいは貰えるだろう
と…。

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そんな感じで乗車。…他の区間を乗り鉄する事を考慮した結果、
ココは中途半端な夕方の時間帯になってしまいまして…
夏休み中ではあるものの、下校時間帯で混雑した車内でした。

鹿児島中央1600---西大山1731 普通1347D 鹿カコ キハ47×2両

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お天気がイイのも然る事ながら、
国鉄車両だから素通しのガラス
(UVカットじゃない)だったんで、
桜島がよく見えましたよ。
…今回は噴煙も上がってます。

まぁ繰り返しになりますが、
「我が胸の 燃ゆる想いに 比ぶれば
 煙は薄し 桜島山」

ではあるのですが。


という事で、自分でも予測しなかった九州の旅、いきなりスタートです。



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No.2384 乗り鉄日誌>JR九州

日田彦山線③ 憧れの湯布院

2013/08/26(Mon)

昨日の未明、西日本のかなり広い範囲で結構な大雨が降ったようで、
私も夜中の3時に雨の音で目が覚めたワケですが…
雨の音がウルサい以上に実害はナイと思ってたら何と!

三江線で橋脚が流されて不通ですって!

夏の初めの山口線に続いて…また私の未乗区間が潰されてます
観光路線で特急やSLやまぐち号も走る山口線(未乗は益田~津和野)
と違って、いつ廃止になってもおかくしない三江線の事。

ホントに復旧するでしょうか?安で一杯のクラ駅長です。

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さて、そんな事になるとは知らず
旅を続けてた日田彦山線ですが…

車窓は山が開けて棚田が広がる景色
になってきました。…いいねぇ、
日本的なローカル線の風景で。

九州の割りに田んぼの進み具合が
ちょっと遅いのが気になります。


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宝珠山は、ホームが県境に跨る駅だそうな。
…関西だとアレか、東海道本線の山崎なんかもそうですね。

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…そんな感じで、沿線の見所みたい
なのを車内に掲示してあるので、
確認しながら乗ると楽しいですよ。

乗ってる状況で分からなかったのが
この「めがね橋」

側面から見えないので仕方ナイ
と言うか…ココは降りて撮り鉄する
のが常道なのかも知れませんね。

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という事で、夜明から久大本線
入ります。

運転系統としては、全部の列車
2つ先の日田まで乗り入れます

見た感じ、ココは鉄道の分岐点
というだけで何もナイ山の中だし、
日田がコノ辺りの中心的な町
のようです。

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はい、到着ですね。表記の全てが
「国鉄フォント」
事に萌えますが。

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久大本線と言えば一番の観光地
湯布院の温泉かな?
「旅館がとにかく高い」というイメージ
しかありませんが…

家族風呂もあるような旅館の離れで
社長と2人、全てを忘れて
愛に溺れてみたい
ぁぁぁーーー!

いかん「ゆふ」が「ゆゆ」に見えた

ってかコレ、今ある「ゆふいんの森」とかじゃなくて
国鉄時代の「急行ゆふ」の時代に書かれたもんではナイのか?

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妄想は置いといて、折り返しまで時間があるので、駅前を散策&昼食
駅弁もあるらしいのですが、予約制で本日分は売り切れと。
仕方ないので食堂でカツ丼を頂きました。…温かいモノは却って有り難い。
ってかポップの写真の人、アンタ誰?

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久大本線は次回の課題(湯布院の
家族風呂もね)
として、今回は同じ列車
で引き返す事にしましょう。

8月から、豊肥本線も復活したし、行くん
ならマトメて一つのネタに出来そうです。

日田1202---田川後藤寺1315
普通952D 本チク キハ47×2両


それにしても湯布院雰囲気が味わえて常識の範囲内の値段で
「ぼっち」でも差し支えのナイ旅館
とか、あるんでしょうか?
…社長となら、もコノ限りではありませんけどねー。



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No.2374 乗り鉄日誌>JR九州

日田彦山線② 謎の急行列車

2013/08/25(Sun)

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アパートの管理会社から、
「お前んとこ電気使いすぎ!」
という趣旨の通知が来ましたクラ駅長です。

…元々が「全部込み」のプランなの
ですが、一般的な想定として4,500円
の所8,094円使ってたらしいです。

暑いから?そうかなあ。

確かにココ最近すげえ暑くて、在室中は最強で冷房してるんですが、
稚内だの名古屋だの東京だのと、留守にしてた日も多いと思うんだけどな。

「今回はイイけど、次にオーバーしたら追加分を払って貰うよ。」
って事らしいです。…払いますがな。

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さて、平成筑豊鉄道で再び訪れた
田川後藤寺から今回乗り換えるのは…

昨日はココから小倉へ向けて帰った
ので日田彦山線の下り方面です。

田川後藤寺1017---日田1126
普通937D 本チク キハ47×2両



冷房は一応ありますが、やっぱり見つけたら使っちゃうのが扇風機!

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「客が自由に操作する」って放ったらかしなシステムですが、
国鉄時代の「大らかさ」が伺えますね。社長はお嫌いなようですが。

まぁ風圧で髪が乱れたり、方向によってはムダに寒かったりするのかも。

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周囲を見渡して、女性の方が居たら
一声かけるのが礼儀かも知れませんね。
…そこから思わぬ恋が芽生え…ないか。

でも後付けしたクーラーの部分に
網棚はありません!…要注意ですよ。

ってか何でワザワザ外すの?
アレ一枚残ってた所で、冷房効率に
変化などナイと思うのですが。

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そんな感じで列車は進んで行きます。
山間いの区間で、森を抜ける感じの風景が
多い
ですね。…なかなかに風情があります。

宗谷本線の回でも少し触れましたが、国鉄時代に
第一級の赤字ローカル線だった添田線が接続していた添田

路盤跡とかの遺構が残ってないか見てたのですが、ちょっと分からん。
ちゃんと降りて周辺を歩けば発見出来たりするんでしょうか?

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社長も気になってたという歓遊舎ひこさん。…併設されてる道の駅
と同じ駅名で、2008年に開業した新しい駅ですね。

この記事が出たのが7月19日でしょ?
私が行ったのが6月ですから、「見て真似をした」ワケじゃない事が
お分かり頂けると思います。…はい、「脳みそが似てる」んです。
キャッ!

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…そんな事はイイてして、線名の一部
にもなってる彦山駅で上下交換。

山の名前は「英彦山」って書くんですね。登山口の駅でもあるようです。

所で、この線で昭和50年代まで運転されてた急行「ひこさん」という
列車があるのですが、コレがどう言うワケか「湯布院→小倉」の上りのみ
という謎のダイヤ設定だったらしいのです。

恐らく、車両の遣り繰りの関係でそうなるんでしょうが、併結だの循環だの
複雑だった、当時の国鉄急行の中でもカナリ稀有な存在ですね。

知識でしか知らないってのが、私らの世代の悔しい所ですが。



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No.2373 乗り鉄日誌>JR九州