新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

四日市あすなろう鉄道 ②

2018/03/28(Wed)

帰ってきましたクラ駅長です。

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帰路は中央東線~中央西線のルートを取りました。甲府市山梨県庁
猫ヨシヨシ場だと聞いて見に行ったんですが、見事に空振り!

…なので補欠企画として考えてた勝沼ぶどう郷駅スイッチバック跡地
などを見てきました。

2日ともお天気がよく楽しい旅になりました。やはり親しい友人
会ったり乗り鉄に現を抜かしたりするのはイイもんですね。

さて四日市あすなろう鉄道です。最初はよく分からず、先に出る内部
(うつべ)までの切符を買ったのですが、ココにもフリー切符がある
分かって買い直してのスタートとなりました。

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3両編成のうち、両端は1982年に製造された260系なのですが、色違い
に塗られた中間車は、更に古い1955年頃の車両です。

要は260系を入れる時、基幹となるクモハ(…一般的に言う形式、以下同)
多めに作りクハサハは出来るだけ既存の車両を使い回したという
事情があるからなんです。

現在、後述する大幅にリニューアルされた新260系に変わって行く途中
なので、このスタイルの編成最後の1本になったようですね。

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先頭車の座席は1人掛け運転席方向に並んでます。…車体の細さ
相まって、殆どバスみたいな雰囲気ですね。

無人駅を含む各駅切符の券売機はありますが、車内清算も出来る
ように両替機と運賃箱も設けられてます。…コインランドリーみたいな
市販品の雰囲気です。

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車内の細部近鉄時代ソレほど変わってナイように見えました。

…普通、内装の内張り定期的に取り替えるものなんですが、どうやら
コレは竣工当時のままのようで、煤けっぷりが半端ではありません。
地味に赤字路線だったので、お金かけて貰えなかったんでしょうね。

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という事で、四日市を発車した内部線軽便電車は、独特の吊掛音
響かせて街中を抜けて行きます。
車体幅狭く非貫通だから、運転席ド真ん中にあるという、
一般的な電車からすると変わった構造ですが。

ソコソコ空いてるので、続いて邪魔にならない程度車内を色々と探って
みる事にしましょう。



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No.4049 乗り鉄日誌>地方私鉄

四日市あすなろう鉄道 ①

2018/03/27(Tue)

…本日は千葉県千葉市よりお送りしておりますクラ駅長です。

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昨日は「船橋ヨシヨシ会」という事で、朝からピカチュウ親方いすみ市
「いすみポッポの丘」を見学に行き、夕方から石崎相談役を交えての
宴会となりました。

お二方には楽しいひと時を作って頂き、ありがとうございました。久し振り
遠出した甲斐がありましたよ。
 
さて新たな報告です。毎度の「近場ネタ」なんですが今回は三重県
四日市あすなろう鉄道に行ってきました。

元々は地元の軽便鉄道からスタートし、ソノ後は近鉄の1路線となった
ものの、2015年から再び経営分離して現在の名前になったという、地味
複雑な歴史のある路線です。

奈良県在住の私は、まず「近鉄から乗り潰そう」と発想したので、ココは
高校生の頃に完乗しておりました。
あれから30年、流石に色々と変わってるだろうし、改めて見に行くのも
面白いかなという事です。
 
要するに今後「暫く乗ってナイなあ」という路線をネタとして採り上げる
かも知れないと言う、些かラク出来る発想が出てしまいましたよ。

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そんな感じで四日市駅からスタートします。会社が移管して駅名が
「あすなろう四日市」と変わったようです。

近鉄の高架下にあるのは以前と同じでした。そして近鉄から乗り換える
には、一旦改札を出ないと行けません。コレも昔と同じかな。

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同社の路線はココから内部(うつべ)までの内部線と、途中の日永
分岐して西日野までの八王子線の2本。

それぞれが30分毎の運転だから日永までは15分間隔という、ローカル
私鉄
にしては頑張ってる状況ですね。

勿論単線ですが、四日市駅では行き先ごとに乗り場を分けてあります
島式ホームが1本なのに、番号は9番線と10番線

…コレは近鉄時代からの名残りなんですが、そもそも近鉄の四日市駅
6番線までしかナイんですよ。7と8はドコへ行ったのか?

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そんな事よりココが有名なのは、今では殆ど見られなくなった軽便規格
762mmゲージが残る路線であるという事でしょうね。
社名の「あすなろう」には「ナロー…narrow」も掛かってるんでしょう。

ホームも低いので、落ちても手を使わず飛び乗れそうな感じです。

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コレだけ頻繁に走ってれば、特に計画を立てずとも乗れますから、適当
に来た電車に乗ろうという事で、まず来た内部行きに乗る事にしました。

ラッピングで描かれている謎の小坊主さんは、四日市市こにゅうどう
くん
というキャラクターだそうな。

260系というコノ電車は、1982年に同線の近代化のために近鉄が用意
した車両でして、ソレまでは昭和初期の旧型電車が走っておりました。

…しかし昭和50年代の製造だというのに吊掛式!古い車両は不随車
として使い回してますから、構造を合わせる必要があったんでしょう。

という事で、小さな電車の小さな旅がスタートしますよ。



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No.4048 乗り鉄日誌>地方私鉄

紀州鉄道2018 ②

2018/03/17(Sat)

父親が亡くなり2か月と少し。ココ最近、休みの日土地の登記
切り替えで司法書士さんの所へ行ったり、銀行廻りに時間を取られて
おりますクラ駅長です。

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ごく一般的な家庭なので、相続とは言っても控除の範囲内だとかで、
高額な相続税掛かる事はナイそうな。

しかしまぁ、終身雇用が一般的だし、景気や金利も良かったから
サラリーマンでもソレなりにまとまった財産を作る事が出来たんだなと
実感しますね。私なんて何もナイですから。

さて紀州鉄道ですが、JRに接続する御坊駅から数分で、路線の要衝
である紀伊御坊駅に到着しております。
…以前ココでは木村イベント車庫を使わせて頂いた事もありました。

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信楽高原鉄道から2両の譲渡車両があり、先代に当たるキテツ1型
現在は休車扱いになってるようです。
里帰りして播磨下里でカフェをオープンする話どぅなったのか?

後方に停まってるのが、もう1両KR301型(帰路の車内から撮影)。
どうせまたSを塗り潰してあるのでしょうが未確認です。

205と301だから数字を比較して分かるように、こっちが後継車種ですが
貰って来たのは300の方が先。ソノ辺が中古車の面白い所でしょう。

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駅には僅かですが展示スペースがあって、古い部品などが展示されて
たり、オリジナルのグッズも販売されています。
社長のサインあった筈なのですが、アレはドコに行ったんでしょう?

ともあれ今日は乗り鉄がメインではありませんので、駅の外へ出ます。

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少し前から、現役を引退したキハ603号駅前の商店街に譲渡され、
飲食店として第2(と言うか第3)の人生をスタートさせるという話を
聞いておりました。

…ソノ後同社の公式ブログなどで、無事に定位置への移動が終わり、
塗装を仕上げオープニングイベントを行うという所までは確認出来た
のですが、ソレ以降の状況が全く伝わってこないので、直接見にきた
言う次第です。

しかしコノ地図にある紀伊御坊駅、現在の状況と全く違うのですが。

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実の所、駅のホームからも見えてたワケですが、御坊方向に50mぐらい
行った線路脇に、キレイに塗装を直したキハ603号が置かれています。

1960年製造で、元は大分交通という会社の車両でした。
2009年まで使われ、末期には数少ない昭和の旧型気動車という事で、
人気のあった車両です。

引退後屋内に保管された状態でしたが、紀州鉄道自体が鉄ヲタ嫌い
(よっしー談)なので、イベント時以外は一切公開してなかったそうな。

飲食店になってるという事ですので、外から見てるだけでは仕方ない
早速何か食べに行く事にしましょうね。



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No.4038 乗り鉄日誌>地方私鉄