新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

立山黒部アルペンルート ⑤

2015/06/12(Fri)

仕事で奈良市内を走ってたら、前に居る軽ワゴン車希望ナンバー
「58-84」という数字だったんですが、よく見たら2つ目の「8」の所に
「゙」が手書きしてあるんです。…つまり「58゙-84」って感じなんですね。

…2分ほど考えて謎が解けました「コバヤシ」と読むんだと思われます。
あなた小林さんって言うんですか?…でソレ、面白いと思ってんの?

自動車のナンバーだけでなく、そもそも数字の語呂合わせってのは、
「いち・に・さん」だけに限らず「ひ・ふ・み」とか「ワン・ツー・スリー」
無理矢理に混ぜてコジ付けてある
ケースが多いですよね。ソコへ来て
「8゙=バ」って何だよ?…ってかナンバーに要らん事ラクガキすな!

スッキリしないモノに当たると、どうもイライラが募るクラ駅長です。

さて立山黒部アルペンルートです。
黒部ダム
を見学した後、再びトロリーバスに乗るのですが、時間に空きが
ある
のでちょっと休憩しましょうかね。

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パンフレットで見たのですが、ココの
レストハウスにある「黒部ダムカレー」
というのが気になってたのです。

ご飯の部分がダム本体に見立てて
あります。ルーは辛めのグリーンカレー
で、ヒレカツが入ってました。

「形状以外に何がどうなのか?」ってのは
知りませんが、ちょっと面白いでしょ?

添えてあるボトルは、ご当地サイダー「ハサイダー」という商品です。
トンネル工事の時に出てくる「破砕帯」細かく割れた岩石の層
文字ったモノでしょう。

水が現地のモノなのかしら?取り敢えず「ダム工事の味がする」とは
思えませんでした。至って普通のサイダーに思えます。

一文字違いなら「ハカイダー」を思い出すんですが、コレまた私より下の
世代の方はよく知らないかな?…「人造人間キカイダー」に出てくる
好敵手のような悪役の名前なんですが。テーマ音楽がカッコ良くて好き。

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…と些か脱線気味ですが、関電トロリーバスの黒部ダム駅に着きました。
そう、経営は一般には電力会社として知られる関西電力なんですね。

やはりトンネルの中に業務用冷蔵庫みたいな扉があって、ココが改札です。

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黒部ダムの建設のために、まずトンネルを
掘る
と言う大事業は、映画にもなりました

「黒部の太陽」がソレですが、確か何かオトナの事情ソフト化は
されて
ナイと聞いた事があります。香取慎吾さんのドラマ判は見ましたが。

そして、同じく構内にあったダムの模型。アーチがカナリ複雑な曲線
なのよね。頭のいい人最良の形を考えた結果なのでしょう。

…しかし日本人は何故、そこに水が溜まってるというだけ賽銭を投げ
入れる
のか? 申し訳ナイけど単なる模型でしょ?何のご利益もナイ
と思うよ。

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そんな感じで再びトロリーバスです。
基本的には先程の立山黒部貫光と同じ
なので詳しい解説は割愛しますが…

「トロリーバスを鉄道に含めて差し支えナイのか?」というハナシは
人間に例えるとこんな感じなんじゃナイ?…というのが浮かびました。

社長は元々、グラビアアイドルとしてデビューしましたが、今では
水着になる事もなく、世間は「鉄道アイドル」として認知してますわな。

でも「あんたは最初がグラビアだったから、分類としては今もソレだ。」
って、誰かに決められたら納得が行きませんでしょ?

…恐らく今、突然にトロリーバスというモノが発明されたら、アッサリ
自動車として分類されそうな気がします。
蓄電池式の電気自動車も、本格的に実用化されつつある時代だし。

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という事で、切符の終点である扇沢に到着
しました。…こっちは、駅が地上と言うか屋外
なんですね。

トンネル内に一箇所、離合のための信号場があるのもさっきと同じです。
…で、ソコですれ違った反対方向行きのバスに驚いたんですが
5台使ってソレが全部満員なの!

長野と富山の双方から通り抜けが出来るアルペンルートですが、
やはり私は考えました「どっち方向が、より空いててラクか?」

首都東京を背後に控える長野側からの方が混む?という予想は概ね
当たった
ようです。まぁ当たり前っちゃ当たり前か。

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そして最後は、大糸線の信濃大町まで路線バス
に乗り、無事に全行程を通り抜けました

…時刻はコレで「お昼過ぎ」の感じです。
出発が早かったから、終るのも早いと言うか、かなり余裕があります
最初は「富山と松本で一泊ずつかなあ?」とか考えてましたが。

…帰路は松本から「ワイドビューしなの」名古屋から新幹線で一気に。
ココでも「しなの」部分乗継割引で安く乗れました。

色んな乗り物を一気に楽しめる立山黒部アルペンルート、ホントは各地点
時間を取って周辺をハイキングしたりするのがイイんでしようが、
これから行かれる方は参考にして下さい。

では次回、ケツカッチン状態沖縄ゆいレールに行ってみましょう。



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No.3029 乗り鉄日誌>その他の鉄道

立山黒部アルペンルート ④

2015/06/11(Thu)

沖縄から帰る時、「次回は車で来て、もっと色々回りたい。」という趣旨
のツイートを発したのですが、実際に行くとしたら、船でドノぐらいの
時間と経費がかかるのかを、大雑把に調べてみました。

…ぁ、ココで言う「車」とはレンタカーでなく自分の車の事ね。
 
大阪~那覇(片道)
所用時間…約38時間、乗用車を積んだ場合の運賃…約10万円

鹿児島~那覇(片道)
所用時間…約25時間、乗用車を積んだ場合の運賃…約9万円

時間もお金も、どっちもエラくかかるもんですね
往復するだけで、ひと月の給料の大半が飛んでいく感じです。

しかも、長くかかる方の阪神行路に、レストランも売店もナイんだそうな。
恐らく働き手の問題だと思われますが。
…実際に船を動かす船員さんは仕方ないとして、付属するサービス業の
従業員
を、そんな長時間に渡って拘束出来ないんでしょう。
じゃあ九州までのフェリーと乗り継ぐか?

コレはどうやら、定年後の課題になりそうな気がしてきたクラ駅長です。
今行くなら、やっぱり「飛行機+レンタカー」が無難なのかしら?

さて、立山黒部アルペンルートですが…
ロープウェイで黒部平まで来ましたので、次は黒部ケーブルです。

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…各乗り場に同じフォーマット
表示されてるコノ発車案内も、すっかり
目に馴染んできましたが。

実はココのケーブルカー、私が計画してた
直前の5月11日に、何かの不具合
見つかって、3日間ほど運転を休止
してた
んですよ。心配になって、ダメ元で
電話の問い合わせをしましたが、
なかなか繋がらなかったね。

すぐに復旧したので、予定通りに訪れる事が出来ましたが、ココ
(と言うか何か1つでも)が止まるとルート全体の通り抜けが出来なく
なります
。…またしてもケーブルカーに裏切られる所でした。

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という事で何とか乗車。車両は開業当時の
モノと思われる、古めかしい感じの車体です。

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ココの特徴としては
全線が地下(トンネル)
だという事が挙げられ
ますか。
案内には日本で唯一
だと書いてありますが、
青函トンネルのやつ

もソレに該当しない
かな?

ブレてるので早く見え
ます
が、実際は然程
でもありません

そんな感じで、すぐに黒部湖に到着です。…階段状のホームと言うのは、
下からだと記録写真が撮りにくいもんですが、そろそろ慣れたわ

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ようやく到着しましたね。ココが黒部湖、そして
黒部ダム
です。色々と運の悪い私ですが、
今回はお天気に関しては当たりかな。

20150611h.JPG
…黒部ダムは、規模として日本有数の
モノであり、その建設に長い年月と
多くの手間が掛かったというのは、まぁ
色んな所で調べれば出てくるハナシ
ですが、感覚的に「デカい!」一言
に尽きる
気がします。

今でこそ、このように観光ルート
整備されて気軽に来れますが、元々は
ホントに秘境の秘境だった事でしょう。

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時期になれば遊覧船も出るらしいのですが、5月一杯はお休みです。
先程通ってきた、ケーブル駅の出口付近のトンネル格納されてました

…こんなデカい船、どうやって湖面に降ろすのか?

20150611e.JPG
ココからはダムの上の遊歩道を歩き、
対岸に移動します。

…ルート中、随一の観光スポット
だけに、コレまた中国人で一杯でした。
彼らはホントに、一箇所で角度を変えて
何回も記念写真を撮るんですね。

国に帰ったら写真集でも出す積りか?
…どう見ても普通のオッサンなのに。

と、取り敢えず時間が少し空くので、対岸のレストハウス
休憩する事にします。…気になってたメニューがありますので。



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No.3028 乗り鉄日誌>その他の鉄道

立山黒部アルペンルート ③

2015/06/10(Wed)

何かのニュースサイトで読んだのですが、宅配便などの「再配達」
ってのがココ最近、全体の2割を占めるようになったそうな。

…昔みたいに「高確率で家族の誰かが家に居る」という世の中じゃ
なくなったという事でしょうね。私だってそうです。

自分が旅先から送ったり、知人に頼む場合は時間指定もしやすいですが、
通販だとそうも行かないケースが多いでしょ?だからもぅ、
「私宛ての荷物は全部、営業所(又は郵便局)留めにして下さい。」
という事前登録が出来たら便利だと思います。で、ソコに到着したら
メールで通知が来る
システムを作ればヨロシイ。後は、都合のイイ時に
自分で取りに行く。配達の人の二度手間も防げますね。

…ってか、現状で2割という事ですが、もっと多いと思ってました
コレが5割ぐらいになれば実現するんではナイかと思うクラ駅長です。

さて、立山黒部アルペンルートですが…次はココ室堂から、初体験
トロリーバスに乗車です。

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元々、アルペンルート内のトロリーバスと言えば、
黒部ダム側関西電力が運営する路線
有名ですが、実はこっちにもあります

元々は普通のディーゼルエンジンのバスだったらしいですが、1996年
「電化」されたそうな。…ほぼ全区間がトンネルなのに、よくディーゼルで
やってたもんだと思いますが。

さて、トロリーバスというのは、見かけが完全に「自動車」ではありますが
鉄道の仲間だというのは、よく知られたハナシですよね。

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頭上には架線があり、屋根に集電用のポール
があります。
見た感じ、左右に1メートル程度の振れ幅
なら大丈夫な感じです。ソレ以上離れると、
ポールが架線から外れる…で停まって直すと。

市街地を走ってた頃は、障害物を避ける時
等で、そんな場面が時々あったらしいですが、
全線が専用軌道だから、まぁ大丈夫でしょう。
 
ちなみに車体に書いてある「立山黒部貫光
という社名は、「観光」の誤記ではなく
「立山と黒部を貫く」という意味があるそうな。

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そして運転席…。
運転席の計器類は電車に近い感じですが、
方向ステアリングで操作すると…
死角になってますが、加速減速
アクセルとブレーキでするんだわな。

「法的に鉄道だ」と言っても、何となく
アッサリ納得出来ないモノが
残りませんかね?どっちに近いか
と言えば、やっぱり自動車でしょ?

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軌道は必ずしも「鉄」でなくてもイイ
札幌の地下鉄「鉄道」です。
名古屋の「ゆとりーとライン」も、バス
とは言え、軌道があってステアリング操作
が要らないから、まぁ分かります。

軌道はなくても
架線から離れて走行
する事は出来ないだから鉄道だ!
ってのは、ちょっと無理ナイですか?
そこで考えたのですが…

だったらもし、例えば決まった水路があって、頭上に張った架線から
集電して走る船があったら、コレも鉄道なのか?流石に違うでしょう。

…ぃゃ、俺はトロリーバスなんて鉄道として認めない!」ってハナシ
ではなくて、単純に引っ掛かるだけなんですがね。

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何事かを決める時、よく考えないで誰かが
「たまたま思いついた」
事が、そのまま後世
まで尾を引いてる
というのは、古い法律など
にはよくある事のような気がします。

そんな事を考えつつ、約10分で次の地点
大観峰に到着しました。

…写真は撮れませんでしたが、トンネルは
鉄道で言う所の「単線区間」みたいな感じで、
途中に離合できる信号場があります。

客数に応じて、走らせる台数を自由に調整
出来るのは「バス」の便利さでしょう。

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という事で、次はロープウェイですか。
コレまた「法的に鉄道」であり、こちらは納得
出来ますが、乗り潰しとしては対象外です。

…恐らく、ロープウェイを含めると、スキー場のリフトなんかも入れる
必要があり、全てを把握する事は不可能に近い。…のだと思われます。

ロープウェイとて、例えば十津川村の「野猿」みたいに個人的かつ
手動方式
のなんて、ドレだけ存在するのか分からんわね。

せめて「金属製の車体を有するモノ」ぐらいは調べて乗り潰せたら
面白そうですが、今更イヤだな。とんでもない山奥にあったりするし。

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えーと、ココ立山ロープウェイ全長が1.7kmですが、景観保護のため
途中に支柱が全くないのが特徴です。…確かに素晴らしい眺望でした。

で、下に見える緑色のが黒部湖です。
ロープウェイを降りたら、次はまたケーブルカーで山を下りますよ。



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No.3027 乗り鉄日誌>その他の鉄道