新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

やっとこ飯田駅

2011/10/09(Sun)

その飯田線なんですが、元々は幾つかの私鉄路線として建設された
ものが、後に国有化されたという経緯があるワケでして…
当時としては珍しく、元から電化されてたり、基本的に駅が
「一つの集落に一つ」
というペースで作られてたりしまして、国鉄…JRの
ローカル線としては、半端な駅間距離が短いワケなんですよね

辰野から豊橋まで、およそ100の駅があります。平均して2キロないよな。

20111009a.JPG時間帯としても、ラッシュを過ぎて
ますので、基本的にはガラ空きです。

転換クロスの313系だし、
心置きなく弁当が頂けるってもんだ…。

上諏訪で2食分買ったうちの1個。
とりめし

鶏がよくある照り焼きじゃなくて
竜田揚げっぽいのが新鮮。

20111009b.JPGそうこうするうちに、気分的に「およそ半分」の
飯田駅に到着。ココは16分停車です。

単線の割りに、行き違いでの長時間停車が
少なくて、なかなか外へ出れないから
退屈してたんですよね。

フリー切符だから
自由に改札の外へも出れます。
駅前に出てロータリーを散歩したり、
土産物を物色したりしてました。




20111009c.JPG電留線に停まってた、東日本の115系
快速「みすず」とかで入ってくる
ヤツかな。ココが南限のようですね。

2桁形式の、いわゆる「旧型国電」
残ってる時代に来たかったもんです。

気動車線区とは、また違った
旅情があるんでしょう。



20111009d.JPGんで飯田線と言えば「秘境駅」
ですよねー。

私は時間に追われる身ですので、
気軽に降りたり待ったりは
出来ませんが…。

駅にあったポスターです。
最近はもう…何でもかんでも「検定」
するよなあ。

ここまでは割と田園風景な車窓が続いてた飯田線ですが、
どうも聞いてたイメージと違いますよね。もっと「山間部」と言うか…
それこそ「秘境」イメージ?

しかし実の所、ココから先の区間で、飯田線はいよいよその「秘境っぷり」
を発揮して行くのでした。


No.1687 乗り鉄日誌>JR東海

愛と死の飯田線

2011/10/08(Sat)

「えーと、飯田線の豊橋行きは…3番線のようですので、
橋を渡ってあっち側ですね…あっ、アレですよ!」


20111008a.JPG20111008b.JPG











今回は、距離の割に「乗る列車の本数」が少ないんですよね。
上諏訪0919---豊橋1554 普通544M 海シン313系×3両

上諏訪駅9時19分発の飯田線各駅停車は途中、辰野、伊那市、駒ヶ根、
飯田、天竜峡、中部天竜、本長篠、豊川を経由し、終着の豊橋に
15時54分に到着する。距離にして215.9km。約6時間半の旅である。

(※愛川欽也さんのモノマネで読む事。)

って事で、表題は例の西村京太郎先生が小説に用いた時の題名ですね。
「土曜ワイド劇場」でドラマ化されました。こ距離と速度の遅さが、
アリバイトリックに利用されます。
当時はもっと朝早くの出発で、原作時…80系、ドラマ…119系でしたが。


20111008c.JPG「豊橋」という行先に凄味を感じます。

313系というのが、当たりなのか
ハズレなのかは分かりません。


見た所、119系がメインのようですが
もうすぐ置き換わるんだそうな。

私は別に、今さら
車種にコダワリはないですよ。
弁当が食いやすけりゃ、それでOK。

20111008d.JPG辰野までは東日本エリアで中央本線。
ココから大きく南へ曲がって、
いよいよ飯田線に入ります。

明け方寒さは何処へやら、
10月だと言うのにキツめの日差し
なりまして、ブラインドを
上げたり下げたり…。

小春日和の田園風景の中を、
313系はのんりびりと走ります。

「あー、やはり旅はいいわ。こうして乗ってると、嫌な事は全部忘れるよねえ。」

クラ駅長の飯田線各駅停車の旅、CMの後もまだまだ続きます。


 

No.1686 乗り鉄日誌>JR東海