新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

新型電車「アキュム」 ①

2015/05/28(Thu)

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その社員旅行ですが…間もなく開業の
仙石東北ラインに、早くも乗車出来る
という事で、楽しみの一つでもあった
のですが、路線図をよくよく見るとね…

概ねこんな感じで合ってると思うの
ですが、東北本線はイイとして
私の仙石線の乗車区間を思い出すと、
松島海岸からソノ合流点までが残って
しまう事に気が付いたクラ駅長です。

3年前の春女川町のイベントで訪れた際、帰りの仙石線の代行バス
「矢本~松島海岸」という乗り方だったんですよね。

全線が復旧したら再び行こうとは思ってましたが、こんな乗り方
訪れる…と言うか、こんな路線が出来るとは思ってませんでしたから!

んー、今まで色んな「残り方」がありましたが、ココまでキワどいのは
初めてかも知れません。

まぁ仙台周辺は、12月に地下鉄の新線が開業するのと、常磐線の
「何とか走れてる区間」に行かないとダメですので、カバーする機会
あるのですが。

さて、会津若松から下今市まで、(直通運転だけど)4社の路線を乗り
継いだ旅も終わり、JRで宇都宮まで戻ってきました。…ココで思いつき

まだ帰るには早いし、折角だからもう一箇所という事で、以前から
気になってた烏山線の新型電車「アキュム」を見に行く事にしました。

…但し、全区間を乗ってると遅くなるので、東北本線からの分岐点である
宝積寺から宇都宮までとします。

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という事で宇都宮から黒磯行きの電車に乗って、
宝積寺で下車。…初めて改札を出ましたが、
個性的な天井の通路ですね。音楽室みたい。

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現在、全部で14往復の烏山線のうち3往復が、
この「アキュム」なようです。…列車番号の
末尾が電車の「M」なので、すぐ分かります。

…コンコースには精巧な模型が展示されていましたが、以下私の適当な
イメージによる「アキュム」の解説

① 電車なのに非電化区間も走れる
② それは高性能なバッテリーを積んでるからである。
③ 但し、その前に電化区間を走って、充電しておく必要がある
④ 折り返しの非電化区間の駅にも、充電設備があればベスト!

…詳しくは知りませんが、烏山線が以上の条件にピッタリなようで、
試験的に運転が開始されたという事でしょうか。

④に関しては、導入以前に烏山線に乗った時、丁度ソノ充電設備を
作ってる途中の状態だったんですよ


…何かアレですね。スマートフォンが普及して、従来品よりバッテリー
の減りが早くなったもんだから、行く先々でコンセントを借りてる人
イメージだわ。ある意味、現代的と言えば現代的ですな。

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従来の烏山線の気動車2枚扉東北本線の普通列車4枚扉なので、
「3枚扉」というのが両方から見て変則的なモノとなり、電光掲示板
の乗車位置を見ても「アキュムが来る」という事が分かります。

…と思ったら、ローマ字表記に切り替わる一瞬だけ「アキュム/ACCUM」
と表示が出たわ。

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そんな感じで、ホームにもオリジナルの乗車位置表示がありました。

程なくして、見慣れたような見慣れないような外観の車両が、
殆ど音もなく滑るように到着。 …コレが「アキュム」の実物なのね。

では早速、乗車してみましょう。



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No.3014 乗り鉄日誌>JR東日本

只見線 ④

2015/05/22(Fri)

富山までの夜行バスで、いつものように飲んだくれて熟睡してたら
知らないオバサン(客の1人)に叩き起こされましたクラ駅長です。

席が一番前の左側だったんですが、ソノ時丁度サービスエリアに停まって
まして、運転手さんの仮眠時間だったらしいんですよ。
「トイレに行きたいからドアを開けて欲しい。」つまり私を運転手さんと
間違えた
ようです。

断っておきますが、変な制服は着ておりますせん。至って私服です!
それに乗務員の人が座席で寝てるワケないでしょうに。

ああ言う状況って、自分がドコで寝てるのか咄嗟に分かりませんよね。
普段、独り暮らしで「誰かに起こされる」という事がありませんから
特にビックリします。

反対側の席の人が「トイレは中にありますよ」って説明したら、オバサンは
謝りもせずに
後方へ去りました。…外の照明で逆光になってたから、
顔もよく分かりません。翌朝に文句を言う事も叶わずああムカつく!

さて只見線です。会津川口から再び、列車の旅に戻りましょう。

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会津川口1527---会津若松1720 普通430D 仙コリ キハ40系×2両。

ココまで来ると車両の所属も変わるんですね。

…先程の代行バスですが、只見での連絡が4分ココで5分と、かなり
ギリギリのスジなんですよ(わざとそんなのを選んだんですが)。
「夏場はイイけど雪の季節だと間に合わせるのが大変。」なんだそうな。
例の女性の運転手さんの(爺さんとの会話で聞いた)お言葉です。

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只見からこっち、福島県に入ってますので、
駅名に「会津」が付き始めています
貨車を再利用した駅舎の会津坂本駅も然り。

駅名のアタマに旧国名を被せるのは、確か「越後○○」と「会津○○」が、
同数ぐらいでトップだったような気がしますが…会津は殆ど只見線に
ある
ような気がしますね。

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段々と山間の風景は消え、盆地に入ってきました大きく向きを変える地点
がありますので、私が座ってる左側の車窓に磐梯山が見えたりもします。

そろそろ夕方の下校時間帯なので、車内は高校生で満員になってます。
…しかし田舎の女子高生って、何でみんなパンツ見えそうな勢いで行儀
が悪い
のか?別に構いませんけど

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西若松会津鉄道と合流。2方向の列車
交換待ちをしてから出発です。
…会津鉄道は翌日に改めて乗る予定ですが。

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程なく会津若松に到着。今日はココまでです。
私は「切符は特に残さない」派なのですが、
今回はちょっと名残り惜しかったですね。

複雑な経路のを「みどりの券売機」を操作して自分で作りましたから。

という事で、只見線完乗とは言い難いのですが、行ける所はクリアです。
繰り返しになりますが、全線復旧したらまた来ます。…望みは薄いけどね。

今日は会津若松で一泊、明日は会津鉄道~野岩鉄道を抜けますよ。



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No.3008 乗り鉄日誌>JR東日本

只見線 ③…代行バス区間

2015/05/21(Thu)

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帰ってきましたクラ駅長です。

色々と心配事はありましたが、何とか
無事に立山黒部アルペンルートを抜け
ましたので、同区間のケーブルカー・
トロリーバスなども完乗となりました。

ドコに行っても中国人の団体が多くて
辟易としましたが…。


次は黒部峡谷鉄道全線開通を待って、富山地鉄などの残り区間
一緒に制覇して参ります。…私鉄全路線完乗まであと少し!

さて只見線ですが、小出からの列車で只見に到着。ココから代行バスです。

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只見から会津川口
まで、線路とほぼ
平行して国道252号
が走っています。

代行バス地元の
コミュニティバス
みたいな会社が
担当するようですね。
ソレはいいんですが

運転手さんは50代と思しき女性です。客は私を含めて
全部で4人、全員が乗り鉄の旅行客と思われます。
ソレもまぁイイ。んですが…

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客の中の70代と思しき爺さんが前方に
陣取り、「タクシー感覚」運転手さん
と延々喋りっ放し
辟易としました
 
…当日にもツイッターで少し触れました
が、賛否の分かれる所かも知れません。
皆さんはどうでしょう?

「こう言うのも旅の一場面でイイよね。」
なのか、単に「うるせえよ!」なのか…。

ココまで来る列車内でも見てたのですが、爺さんにはコレまた50代ぐらいの
女性の連れ(関係は不明)が居るのです。

…ソレまでその彼女?と(爺さんが一方的に)喋ってたのが、たまたま
女性の運転手さんという珍しい物件に当たったもんで、アッサリ
乗り換えたような感じ
何ともイヤラシイ…と言いますかね。

コレが普通に男性の運転手だったら、爺さんは興味を示さなかったでしょう。

バスの運転手と言う、基本的に男社会の職業を選んじゃうような女性
ですから、サバサバしててイヤラシさのない素敵なオバサンです。

受け答えで出てくる観光案内も的確で、傍で聞いてる分にもよく分かる
のですが…爺さんの「今日はドコへ行った、明日はドコへ行く。」という
情報は要らんし「タクシーじゃないんだから独り占めすんなよ。」と。

恐らく最後のが私の本音なのですが、運転手さんが「あの山が○○山
です」
とか言うと「おぅ、アレがそうだって、みんな見てる?」
何故アンタが仕切る? 

途中で耐えられなくなって、上の画像の位置からカナリ後方に席を替え
ましたが、ソレはさて置き代行バスの車窓です。

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線路と国道がほぼ併走してますので、至る所で軌道を目にしますが、
除雪も行われず放置されたままで、何とも痛ましいモノを感じます。

右の地点なんて、鉄橋を渡る時の車窓はさぞかしキレイな事でしょう。

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線路は何箇所かで、コレまた
並行してる只見川を渡りますが、
本名駅の前後で鉄橋が流され、
そのままに
なってる箇所
あるんですよ。

その女性の運転手さんが教えて
くれたのですが、最初の地点A
は、写真が間に合いません
でしたので、Googleのストリート
ビューで確認してみました。

こんな状態で記録されてる
なんて、ちょっと可哀想かなあ。

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先程のスクリーンショットを拡大したモノと、今度は間に合った地点B

集中豪雨が平成23年の事ですから、そろそろ丸4年ですか。
同時期に発生した他の地域での災害不通区間は、何とか工事が行われ、
見事に復旧した所が幾つもあるのに、ココは何の工事も為されず放置
されてる
んですよね。

…平たく言えば「カネかけて復旧しても採算が取れない」という
丸っきりオトナの事情なんでしょうが、やはり残念に思いますよ。
鉄道は「遊び道具ではナイ」というのは承知しておりますが

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という事で、約50分の行路で代行バスは
会津川口駅に到着。

…何度か不通区間の代行バスというモノに
乗りましたが、よそ者の私からすると、単に
交通機関ではなく、災害箇所の社会見学を
させて貰ってるような気分
になるんですよ。

お世話になった女性の運転手さんには、
こんな所からですが厚く御礼を述べたい
思います。…シツコイ爺さんをあしらいつつ、
定時運行ありがとうございました


…私の乗り鉄の自分ルールとしては、代行バスは完乗と認めないので、
線路が復旧した暁には、もう一度来ようと思うのですが…そのまま廃止
されて「結果的にOK」
になりそうな気がせんでもありません。

ではココから再び、只見線の列車旅に戻ります。



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No.3007 乗り鉄日誌>JR東日本