新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

土合駅 ④~ガーラへ移動

2015/05/17(Sun)

少し前に、スズキの軽自動車「アルト」モデルチェンジしましたよね。
そろそろ街中でもよく見かけるようになりましたが…

車屋さんの店頭にある試乗車みたいに「新型アルト誕生!」みたいな
大きなポップのステッカー貼ったままのを何台か見たんですよ。

…乗ってるのは、どう見ても普通の田舎のオッサンで、販売店関係者では
なさそうだし、試乗車で試してるなら1人ではナイ筈ですよね。

もしかしたらアレは、整髪料のポップみたいに全車に最初から貼ってある
モノで、当然ソレは外して使うべき所田舎者だからそのまま乗ってんじゃ
ナイかなあと邪推しておりますクラ駅長です。

携帯電話の液晶の保護フィルム外さない年寄りって居るでしょ?
アレと同じようなもんでさ。

さて土合駅ですが、486段の階段を降り、ようやく地下ホームに到着しました。

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真っ直ぐに降りてきた通路に対して直角に線路があって、そこにある
一本だけのホームが下り線ですね。標高が583.41mとありますね。

地上の上りホームにあった駅名標の標高の数字(665m)と比べてみると、
約82mの高低差がある事が分かります。

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「日本一のモグラ駅」という事で、その旨を書いた看板がありましたが…
あれ?653m?上で見てきたのと数字が違うぞ
と言うか通路が真っ直ぐなので、よーく見たら地上の光が入ってくるのね。
携帯電話の電波
届きます

同じような条件の駅として、元北陸本線の筒石駅がありますが、あちらは
高低差が40m階段が280段~290段(上下線で違う)ですよね。
…でも構造が入り組んでたり、通過列車対策に業務用冷蔵庫みたいな扉
あったりで、「モグラ感」としては向こうの方が上ではナイのかなあと。

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元々は追い抜き線があった2線構造の駅ですが、今は使われる事がナイ
のか、元のホーム側の線路を撤去して、追い抜き線側に新しいホームが
作られています。…長さも短くなったようですね。

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トイレは実はココにもあって「新耳袋
殴り込み」では、深夜にこのトイレ
単独進入して、トイレ掃除をする
というミッションを敢行してました。
…相変わらず、バチ当たりで楽しい人々
ですが。

そんな感じで色々と見てるうちに、
時間が無くなったと言うか、もう一度
上まで往復したかったんですが断念

と、地下ホームに進入する列車を撮ったんですが、慌ててブレたので没
…前日の「乗り遅れの恐怖」から、まだ逃れられておりません

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という事で、再び越後湯沢に戻り、
次はガーラ湯沢に向かいます。

土合0596---越後湯沢1020
普通1733M 新ニイ115系×4両
越後湯沢1027---ガーラ湯沢1030
Maxたにがわ309号
 E4系×8両

連絡が7分ですので、新幹線ホームへ
駆け上がるだけで精一杯でした。

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路線の戸籍としては上越線の支線扱いですが、
走ってるのは新幹線なので、100円とは言え
特急券が必要青春18きっぷ使えません

元々は引込線だったのを、スキー場がオープンしたのに合わせて
旅客線にしたった事で、山陽新幹線の「博多南」と同じような扱いと
思えばイイのかな?

発車すると左手に新潟方面へ行く本線が見え、約3分で目的地の
ガーラ湯沢に到着です。



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No.3003 乗り鉄日誌>JR東日本

土合駅 ③

2015/05/16(Sat)

20150516i.JPG
…ココの駅舎内で、落書き帳を見てて
思い出したのですが、以前にクンタさん
から頂いた社長デザインの大学ノート
があるんですよ。

大人になってしまうとノートなんて使う
機会が殆どナイので、そのまま新品で
残ってます。こういう駅に、こういう
用途で寄贈すれば役に立つかなあ?
…と少し考えました。

でもずっと人手で管理してるワケじゃありませんから、表紙に目一杯
要らん落書きヒゲとかワキ毛とかサングラスとか)をされそうな気して
断念しましたクラ駅長です。

さて土合駅です。ノートの検索(手動でページをめくる)に時間を使って
しまいましたが、いよいよ地下へと降りてみましょう。

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案内図に沿って矢印の方向へ進みましょう。
さっき外から見えた謎の渡り廊下
右の画像の地点に当たります。

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周知の通り、ココの上下線は直線距離が481m高低差が70.7m
全部で段の階段を介して繋がってるという、全国的にも珍しい
構造の駅です。…今回は階段を「下る」という動き方なので、比較的ラク
なのかも知れませんが。

「登ってる」イメージをご希望の方は、画像を逆から見て行って下さい

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全部で486段だから、100段ほど下った所に385段目があるという事に
なります。…何故かコノ「385」は、木村鉄道では重要な文字列ですので
押さえておきましょう。

そもそも5段ごとに踊り場があり、10段ごとに数字が振ってありますから、
見つけるのは容易です。

…そしてトンネルの暗がりでメモ用紙に「385段目!」上手く書くのが
難しくて、またココで時間を消費してしまう。急がないと!

20150516e.JPG20150516h.JPG











…しかしコノ階段、水平方向にはずーーっと真っ直ぐなんですね。
筒石のように通路が曲がりくねった状態を想像してましたが。

半分の地点と言うには中途半端な265段目休憩用のベンチがあり、
背後…左の画像だと右手の砂利のスペースは、将来的にエスカレーター
を設置するために空けてあるそうな。…多分実現しないでしょうが。

と、通路だけで1回消費ですが、やっと下りホームに到着です



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No.3002 乗り鉄日誌>JR東日本

土合駅 ②

2015/05/15(Fri)

来週に立山黒部アルペンルートの乗り鉄を計画しているのですが、
いよいよ数日前になってソノ途中の区間の1つである黒部ケーブル
運転装置の故障が発生。すぐに復旧したものの、かなり焦りました
クラ駅長です。

ラクテンチ筑波と、ケーブルカーに乗りに行こうとすると
見えない何者かの邪魔が入る感じなんですよ。「またかよ!」と。

復旧が間に合わなければ、急遽ですが沖縄の「ゆいレール」に振り替える
積りでした。順番が前後してもどうせ行くんだし。

さて土合駅です。ココの最大の見物は、やはり地下ホームとソレへ続く
階段でしょうが、まずは駅舎から見ていきます。

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先程の上りホームから、夏休みの学校を想わせる無機質な通路を通り、
一旦外へ出てみましょう。

…幾多の書籍などで紹介されていた、特徴ある駅舎が目の前に!
ドコでもそうですが、遠い遠いと思ってても、来てしまえば気楽と言うか、
一気に身近に感じてしまうクセがあります。

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まずは玄関前の看板で記念写真
…そもそもこんな看板を設置してあるって事は、地元の方、関係者の
方も「変な駅である」という自覚が充分にあるらしい。

そして、駅舎を背にして右前の方向に、何やら渡り廊下のようなモノ
が見えます。コレが地下ホームへ続く通路の一部ですって。
潰れた炭鉱とか、少し怖い場所のイメージを持ってしまう建物です。

所で土合駅と言えば、地上の駅舎に併設されてるトイレ心霊スポット
として知られています。…「新耳袋」で読んだのかな?

谷川岳遭難した被害者が、最後に自分の姿を映した鏡がココという
事になるんだそうで、トイレを使うと鏡に知らない男の顔が映るとか!

2010年に「新耳袋殴り込み」の取材チームが訪れた時、そのトイレは
取り壊されて改装中だったと言う事ですが…

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同じ地点と思しき場所に、すんげえキレイな
真新しいトイレが出来ておりました。
…恐らくソノ後に完成したもんでしょう。

失礼ながら、山奥の無人駅には勿体無いぐらいのレベルです。
鏡もしっかり付いてますが、コレでは幽霊さんも出にくいかも
知れませんね。ぃゃ、キレイすぎてイメージに合わないと言うか。

そんな感じでトイレを確認した後は、この手の駅にありがちな落書き帳
に行ってみましょう。

20150515g.JPG20150515h.JPG
 










去年の社員旅行法華口駅へ行った時、実はニアミスしていて
ソレ以来ツイッター等でよく絡んで頂く大海あすかさんの作品(左)
独特なタッチなのでよく目立ちますね他の駅でも作品をお見かけします

そして右が「宴」などの貸切列車で毎年お会いするけいせいママさん
…という事は、ソノ下の自虐的な豚マーク童顔運転士の人でしょうか?

恐らくは何年もに渡って続けられてるモノなんでしょうが、
意外とバックナンバーが少ないと言うか、過去3年分程度だったので、
何度か社長も来てる筈ですが見つけられませんでした

という事で滞在時間が1時間と少しなのに、ノートを漁るのに半分以上
の時間を使ってしまいました

ココのメインである階段と地下ホームも見ないとダメなのに!
…急いで行くとしましょう。



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No.3001 乗り鉄日誌>JR東日本