やっぱりよく分かりません
2009/04/04(Sat)
題名が長いので、表題からは割愛しますが、
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」というのを見ました。
以前見た「光の雨」とほぼ同じ趣旨の話ですね。
映画自体はいい出来だと思いますが、こいつらの思想とかそんなのが…
…別にこの事件やこの団体の人たちに特別な思い入れはないんですが、
自分が生まれた年(昭和47年)の出来事であり、当時の風俗
(ェロい意味でなく人々のファッションとか町の様子)がどう描かれてるか
興味があるんで、ついつい選んでしまいがちなネタではあります。
そもそも彼らは「共産主義革命」みたいなのを目指してたらしいんですが、
無理でしょう。
歴史的に見ても日本で革命って…由比正雪の乱はおろか、
近代的な軍隊を動員した2.26事件ですら失敗してるがな。
なのに銃砲店からパクったライフルを持った20人そこそこの大学生が
ちゃんとした指導者もなしに山に篭って「山岳軍事訓練」て…
ある意味「爺以下」です。
んで彼らは事あるごとに「プロレタリアのナントカ」を口にするんだけど
お前ら働いてないじゃん。しかも大学生なのに25歳とか…勉強せえよ。
40年そこそこ以前の話ではあるけど、コレは時代劇だと思った方が
いいんでしょう。現代人が「武士道」を正確に理解出来ないのと同じだな。
所で私が出た大学ってのは、丁度その当時に新設されたばっかりで、
偏差値が低かったのか「学生運動は全くなかった」そうな。
アタマが良すぎるってのも考え物ですな。
No.769 かなりズレてる映画評論