新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

北海道開拓の村 ②

2017/10/23(Mon)

20171023a.JPGある日、出勤すると事務所にこのような
アンケートが置いてありました。

…よくあるんです。ドコかの大学のゼミ
の学生さん「労働時間とストレス」
ついて調べてるとか、で簡単なモノ
多いので気軽に協力するのですが。

入浴に使う洗浄剤について?
…どうやら石鹸メーカーからの依頼で
リサーチ会社がやってるらしいの。

ソレはワザワザ、タクシー運転手に限って調べるべき内容なのかしら?
風呂に入ったり身体を洗ったりというのは一般の人と特に変わらない
思うのですが。…何か違った特性があると思われてるのか?

折角だからココでも言いますと、私は全身も頭髪も固形石鹸ですね。
液体のボディソープやシャンプーなどでは洗った気がしません

排水溝垢が浮いて見えないと物足りないクラ駅長です。変ですか?

さて北海道ですが、2日目は朝から「北海道開拓の村」へやってきました。

20171023b.JPG
ココには明治~大正期にかけて北海道
で建築された建物など50件以上
移築または復元されており、開拓時代
からの歴史が見て学べる施設です。
明治村北海道版みたいなモノか?

全部を見てると大変なので、鉄道に
関するモノに特化
して見る事にします
が、左にお馬さんが牽く小さな客車
馬車鉄道が写ってますね。

20171023c.JPG
コレも目的の1つなので、後で乗る
にしましょう。

という事で、貰ったパンフレットに従い
アタリを付けて来た展示物を見に行き
ます。時間が早いので空いてますな。

復元された街並みは、映画のロケ
も使えそうな感じ。電柱は本物でしょう
が、時代に合わせた感じになってます。

そんな感じで上の建物からなんですが、コレが旧手宮駅の駅長官舎
なんだそうです。
明治初期鉄道の駅長ってと、相当なエリートさんでしょうね。

20171023d.JPG 20171023e.JPG

北海道という土地柄、恐らくは内地から赴任してきた人が務める事に
なるんでしょう。本格的な邸宅というよりは仮住まいの小住宅の感じ?

官舎なので鉄道ソレ自体の設備ありませんが、当時を偲ばせる建物
です。…北海道の鉄道アメリカの技術で造られたので、官舎の住宅
アメリカ風のデザインなんだそうな。

ソレとは対照的に山手の方にあったのが、このような粗末な建物…。

20171023f.JPG 20171023g.JPG

「星野澤伐木所 平(たいら)造材部飯場」とあります。要するに、山奥
木材の伐採作業に当たる作業員さんが寝泊まりする小屋のようですね。

コレは鉄道とは直接関係ナイのですが、北海道と言えばトンネル工事
タコ部屋労働」
などが思い出されるもんで紹介。 似たようなもんでしょ。

北海道奥地トンネルは。過酷な条件下囚人を動員して掘られた
モノが多いんだそうで…

20171023h.JPG 20171023i.JPG

よく話があるじゃないですか。鉄道のトンネルを後の時代に補強工事
しようとして調べたら、壁に死体が塗り込んであったとか、飯炊きの女性
に乱暴を働いて自殺に追い込み、女の幽霊が出るようになったとか…。

発展の歴史には、暗い事実が隠れてたりするのも事実でしょうね。

では続けて園内を見て行きます

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.3893 鉄道保存施設を探る