新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

生駒山ケーブルの保存車 ①

2017/05/09(Tue)

…そんな感じで久し振りケーブルカーで着いた生駒山上ですが。

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駅の屋根に載ってる「ケーブルのりば」ネオンサインに、そこはかとナイ
哀愁
を感じてしまいましたクラ駅長です。

…最近、ネオンサインを用いた広告って減りましたよねLEDの画面
直接、文字や動画を写す方法が主流になったからでしょうか?

このサビ具合ではもう使ってナイのかも知れません。時代は変わったね。

さて続いては、この生駒山上駅から生駒山の尾根伝いに北へ2kmほど
歩いた所にある生駒山麓公園へと移動します。

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宿泊施設やらフィールドアスレチックやらのある、この地区の自然公園
のような所なんですが、基本的には自動車生駒駅からバスで行く所
なんですね。私のように歩いてきた客は珍しいのかも知れません。
(帰りはバスにしました。)

尚、尾根伝いに走る信貴生駒スカイラインという有料道路は、自動車
専用なので、歩く場合は脇道の遊歩道探しつつの行程になります。

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敷地内の多目的広場付近に、生駒山ケーブル古い車両が保存されて
います。…ケーブルカーの保存車ってのは珍しいんじゃナイかな?

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車両はコ1型(…近鉄ではケーブル車両
「鋼索線のコ」を充てる)と言い、1918年
に生駒山ケーブルが開業した当時の木造車
1928年鋼体化更新した車両でした。

…ソレが何と2000年「ブル&ミケ」登場
まで宝山寺1号線で使われてたんですよ。
物持ちの良すぎるハナシですね。

私の記憶では、塗装はこのような茶色では
なく、宝山寺2号線みたいなツートンカラー
でしたが、末期登場当時の色に戻された
ようです。

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車体の傍に、上に記したような車両の由来と、ケーブルカー特有の
左右の形状が違う車輪が保存されております。

…文字がカスれて読みにくいのと木の陰が邪魔で撮りませんでしたが。
そして僅かながらケーブルと滑車も再現されています。

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愛称は「いのり」…。
ケーブルカーの名前としてはと言うか抹香くさい感じがせんでもナイ
のですが、行先が宝山寺というだからかも知れません。
ちなみに相方の2号車「めぐみ」と言いました。

妙に高く上がったパンタグラフが目に付きますが、台座が銀色に塗装
してあるものの、よく見たら木製なんですね。…絶縁は大丈夫なのか?

では続けて車内なども見ていきます

→次回に続く



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No.3726 鉄道保存施設を探る