新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

井笠鉄道を探る ⑦

2017/04/22(Sat)

…さて井笠鉄道ですが、続いて気動車に連結されてる客車を見てみます。

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先程、新山駅の記念館で見たホハ1号と似ていますが、こちらはオープン
デッキスタイルですね。

側面に社紋があったと思われますが無くなっています。…記念館の展示品
の中にソレらしいのがあったので、保管されてるのかも知れません。
で、日焼けしなかった部分から、元の車体の色合いが伺えます。

20170422b.JPG 20170422e.JPG

連結器軽便車両でよく見る、リングとピンで繋がってるタイプ。
…ある程度は衝撃を吸収する構造なのでしょうが、発車や停車の時の
ショックは結構デカいだろうと、いつも思います。

合わせて「小物」的な配置として、踏切の警報機腕木信号機が保存
されていますが、カナリ荒れてますね。

20170422f.JPG 20170422g.JPG

最後に保存車両記念写真を撮って経ヶ丸グリーンパークを経ちました。
…そのまま次はに向いて走り、続いては矢掛町のバスターミナル
到着です。

ココは井笠鉄道が現役だった頃の建物を、バスの営業所としてそのまま
使ってるという事を聞いたのですが…。

20170422h.JPG 20170422i.JPG

…えーっと、ドノ辺が?
ネット検索で見つかった各種の古い写真と見比べると、ココが駅舎の
正面で、概ね向かって右側線路やホームがあったモノと思われます。

終点だから線路はココで行き止まりだったワケですからね。…建物から
張り出した屋根は、バス乗り場になってたら後付けされたんでしょう。

緑色のクラフトボードで隠してあります「矢掛駅」の文字が見えます。

そんな感じで井笠鉄道の跡地を探る旅は予定を終えたのですが、
帰ってから色々と調べてたら、まだ幾つか痕跡が残ってる所もある
らしいですね。

20170422a.JPG …井原駅建物がそのまま(ボウリング場
の1階が駅だった)で、バスターミナル化
してるとか。

そして先日、ツイッターを通じてホジ9保存会
の方から、私の例の疑問解決して下さるに
相応しいメッセージを頂きました。

なるほど。謎の線路交通公園の模擬踏切
「鬮場」裁判所の意味だったそうです。

誠にありがとうございました。…便利な時代
になった
もんだと思いますクラ駅長です。
ではコノ日も笠岡市で一泊。翌日は奈良までの道中も、思い付く限り
保存施設寄り道しつつ帰る事にしましょう。



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No.3709 鉄道保存施設を探る