新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

三河線廃止区間(海側)を探る ⑦

2019/01/15(Tue)

…昨日は恒例の播磨下里お絵描き教室でしたクラ駅長です。

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駅に着いたら丁度、年末年始にやってたイルミネーション撤去作業
をやってました。

たまたま加西市の偉い方も立ち会ってたのですが、作業の人と「来年
もよろしくお願いしますよー」みたいな話をしてて「まだまだ続く」事が
確認出来ました。…たまに他の駅と入れ替えても面白くないですか?

さて三河線の海側の廃線区間ですが、引き続き西尾市内です。ココ
までは廃線跡の用地を宅地化したり工場用地にしたり、色々な様子
見られましたが、続いて寺津という駅の跡地が出てきました。

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線路こそ外されてますが、ホームの跡そのまま残ってます
Wikipediaを見ると碧南市側のレールパークも、公園として整備される
までの何年間かは概ねこんな感じだった事が分かるんですが。

…何と言うか「こんな感じのを待ってた」という気持ちが強いのは事実。

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駅名票看板部分外されて枠のみカーブミラーそのままですね。
点字ブロック経年劣化で殆どが剥がれてました。てかアレは接着剤
とかで貼り付けるモノだったのか(一体型もあるでしょうが)。

廃線なる前から使われてなかったであろう、貨物用と思しきホーム跡
があります。コノ辺は確か三州瓦の産地だった筈ですな。

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駅舎などの建物解体されたのか残ってません駅前の用地は恐らく
今でも名鉄の持ち物なのか?同社の系列の駐車場になってました。
以後の区間ではこのケースが目立つようになります。

ホームの入口に当たるスロープ直前までもが駐車区画になってる
と言う商魂の逞しさ愛知県「車社会」ですからねぇ。

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更に進むと半径の小さいカーブ住宅地の裏を抜けていきます。
この形状では宅地には向かないでしょうね。放置されてるだけでした。

踏切跡も残ってますが、車道の方も狭いので注意しないと見落とす
ような感じ?元々が古い集落なのでしょう。

変化に富んだ風景が続き、楽しい廃線跡ドライブになってきましたわ。

→次回に続く



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No.4342 鉄道廃線跡を探る

三河線廃止区間(海側)を探る ⑥

2019/01/14(Mon)

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駅ノート関連で鳥取に泊まった時、
夕食のお店でビールを注文したら、
コノようなラベルのが出てきました。

飲食店勤務だった時の経験では
結婚式用「祝」正月用「迎春」
のは見た事があるのですが、コレは
地域物でしょうね。

見た事ナイけど他の地域にもある?

山陰らしく松葉ガニですが「1人でカニはちょっと…」思ってた所だった
ので、何となく満たされた気分ですよ。

どっちかってと生ビールより瓶ビールの方が好き量目がハッキリしてる・
当たり外れが少ない・店の人もラクそう)なので、今後も遠方へ出かけた
には気を付けて見て行こうと思いますクラ駅長です。

さて三河線の海側の廃線区間ですが、引き続き西尾市側を進みます。

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住宅地の真ん中に、キロポスト踏切跡が残ってる箇所がありました。
24kmというのは知立を起点とした距離のようです。

現在の三河線猿投が起点とされており、数値が変わってきます
元々は海線の方が先「三河鉄道」として開業した経緯があるので、
古い時代の名残りだったのかも知れませんね。

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廃止が2004年だから約15年経ってるとして、周囲のお家ソレより
新しく見えるので、廃線後宅地開発が進んだという事でしょうか。

左の画像の奥が三河楠駅跡地です。元はホームなどが残ってた
らしいのですが、ココも住宅地に整地する工事が始まってました。

ソレを越えると線路築堤上を走ってた跡が伺えます。
…さすがにコレは、平たく均(なら)さないと家は建てにくいでしょうね。

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築堤の下路地を越える小さな鉄橋があったと思われる地点は、橋台
のみが残っています。そのまま傾斜を付けて高度を上げて行き

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立派な高架橋そのまま残ってる区間に出ました。
…コレは寺津高架橋と呼ばれるモノで、先にある県道オーバークロス
するために作られたんだそうです。

セントレア空港が出来て、ソレに付随する渋滞を緩和する目的で、踏切
を高架化したのが1998年と言いますから、6年程度しか使わなかった
事になりますね。…まだ新しいから、現役の鉄道路線にすら見えます。

表示物を見るに、鉄道が廃止されても雨水管が通ってる?だから簡単
に撤去出来ない事情があるのかも知れません。

…進むごとに色んなモノが出てくる退屈しない廃線跡ですね。

→次回に続く



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No.4341 鉄道廃線跡を探る

三河線廃止区間(海側)を探る ⑤

2019/01/13(Sun)

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…その智頭急行ですが、宮本えりお
ちゃんという「鉄道むすめ」のキャラ
が居ますよね。

左がホームなどにある従来のタイプ
なのですが、新しく置かれた自販機
に描かれた方(右)は明らかにタッチ
ロリ化しておりました。…同じキャラ
の筈なのに何故なんでしょう?

「鉄道むすめ」自体が、そもそもオタク向けなコンセプトで発想された
シリーズであり、日本の文化事情を考えると「そっち方向」へ行くのは
分かるんですが、アニヲタな皆さん左のでも飽き足らないという事?

36歳のアイドル追っかけてる層と、どっちが健全なのか不明ですが、
何だかよく分からなくなってきましたクラ駅長です。

さて三河線の海側の廃線区間ですが、廃線跡遊歩道と公園再活用
した碧南レールパークを過ぎると、一気に雰囲気が変わります

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住宅地が切れて田園地帯に入るという事もあるのですが、どっちにも
属さない感じの広い土地余ってます。コレが廃線跡続きですな。

…そのまま来ると矢作川に当たりますので、ココを鉄橋で越えてた
筈なんでしょうが、遺構らしきモノ確認出来ませんでした。

河川敷の部分を含めると川幅が500m近くあります。カナリ長い鉄橋
だった筈ですが、レールバスでもキツいぐらいに老朽化してたのか?

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続いてが中畑という駅になる筈なのですが、地図アプリを元に辿り
着いた場所は、大きな会社の敷地になってました。

碧南側と違って、西尾市内にある三河線廃線跡10km以上に
及ぶので、全部を公園化する事は無理なのかも知れません。

以後も出てきますが適度に切り売りされてる感じです。まぁソレとて
有効活用には違いありませんわな。

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その一方で廃線跡のような「矢鱈と細長い土地」ってのは、場所に
よっては新たな用途見つかりにくいのかも知れず、随所に「ザ・
廃線跡!」という感じの空き地が点在してるのも見られます。
 
…最初に車を止めてコノ辺が駅の筈なんだけどなー」とかやってた
地点が、正にそんな感じでした。

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続いてが三河平坂という駅の跡地です。
地図アプリ航空写真やストリートビューも、多少のタイムラグ
あるのか、調べてきたモノと違ってこちらは宅地開発が始まってます。

最近は家そのものの建築も早いから、例えば1年後ぐらいに行ったら
完全に新しい町が完成してるかも知れません。

元の駅前だったと思しき所に「平坂売店」という、駅名を冠した商店
ありました。特に名鉄資本の系列とかでは無さそうな個人商店に見え
ますが、駅の売店と似たような役割を果たしてたと思われます。

場所によって廃線後土地活用にも差があって面白いですね。そんな
感じで更に旅は続きます

→次回に続く



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No.4340 鉄道廃線跡を探る